新日本紀行をけふはアマプラで/「007は二度死ぬ」

007は二度死ぬ (字幕版)

「後半のアクションシーンで暴れる猫ちゃんが見られるよ」とさるツイートで教えていただき、早速見てみた。

「007は二度死ぬ」は、香港で始まり、日本に舞台を移しジェームズボンドが大暴れ! 1967年公開なので、撮影は1965年あたりでしょうか? 先の東京五輪が1965年、大きな建物といえばホテルニューオータニと東京タワーくらいしかない東京の風景が楽しめます。紀尾井町のあたりもあの頃はあんな通りだったのかとか、両国じゃない国技館とか、姫路城は忍者屋敷にかわり、丹羽哲郎は国の諜報機関のエージェントで、丸の内線で組織本部に移動したり、チープながらも楽しい仕掛けがいっぱい。ボンドガールのふたりが美人すぎるからか、素朴な背景とのギャップがあいまってか、絵面は総合的にかなりゴージャス。英国からの撮影部隊をたっぷりおもてなししている気概のようなものすら感じます。

2021年、日本円が50年前の価値に戻ってしまったそうですが、逆にすべてがフラットになるとはこのことなのか、と、力をつけ始めた円の時代に撮影された日本の姿をしみじみと観賞いたしました。みなさまも是非、猫ちゃんも暴れてたし!

映画ポスター 007 ノータイムトゥダイ NO TIME TO DIE 24×36inc (61×91.5cm) US版 us1 [並行輸入品]

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