叔母から「お正月に送るはずだった荷物、やっと送れたわー」と大きめの発泡スチロールの冷蔵便がやってきた。やけに箱が大きいなと蓋を開けたら鯛が、一尾、ドーンと。わお。自分の家に鯛が一尾いる風景、人生で初めてよ。「一体どうしたものか、鯛だけに」とツイッターに投げかけてみたら、ある男性が「鯛めし」とひとこと。そうか、鯛めし、やってみるか!
レシピ
「魚料理の悩み事は、ニッスイさんが解決してくれる!」というわけで今回参考にしたのは、ニッスイのレシピ。
参考
炊飯器でつくる鯛めしニッスイ
手順はクラシルで把握。
参考
炊飯器で簡単 鯛めし レシピ・作り方クラシル
哲学は伊勢丹のFoodieで理解。
参考
【魚のプロ直伝】旨みと香りがすごい! 切り身で作る鯛めしレシピ。 鯛のさばき方解説も三越伊勢丹Foodie
頭は兜煮にしてやった。いま思ったけど、大根と一緒に煮てあげればよかったね!
参考
鯛のかぶと煮(あら炊き)のレシピ/作り方白ごはん.com
あればよかったもの
出刃包丁と軍手。常に使っているグローバルの普通の刃の包丁では歯が立たない、刃だけに。
グローバルの出刃包丁を買っておくという手もあるのか、ふむ。グッドデザインで清潔でいうことなしのこの包丁ですが、魚を扱っているとき握りが滑りそうなので、やっぱり軍手が必要だな。
やってみての感想
炊飯器を片付けてしまっているので、ティファールの両手鍋で炊いた。30分浸水→強火で炊き始め沸騰したら弱火で5分(今回は7分)→最後にまた強火で1分(今回は2分)で出来上がり。いい感じにおこげもできてよござんした。
海の近くで育った人なら自宅で鯛めしを作るとか日常茶飯事なのかもしれません。しかし、わたくし内陸山間部育ち、自宅で料理するのは初めてでどうなることかと思いましたが、意外とうまくできました。
最近はコロナ禍で「街のスーパーで普通並ばないでしょう、そのお魚!?」というのが売り場に出ていたりするので、今度見つけたらまたやってみようと思います(鮮魚部のお兄さんに下処理以上にさばいてもらって)。姉ちゃん家で作ってもいいな、こういうの。
知らない食材をうっかり手に入れた場合でもインターネットの叡智でなんとかなる、素晴らしい時代ですね。
ミニマムキッチンを作れ!
夜のまいばすけっと的なお店で、さとうのパックのゴハンとレトルトのカレーを買ってる独身男性を見かけたりすると、いろいろな思いが去来するのです。
・・・・ フライパンでゴハン炊く技術を身につければいいのに、最短20分でほかほかのゴハンが食べられるようになるのに、20cmの小さいフライパンを買うんですよ。洗うのも乾かすのもスペースを取らない小さいフライパンを2枚とガラスの蓋一枚を買うんですよ、一枚でゴハン炊いてもう一枚でおかずをつくるかレトルトをあたためるの、蓋は共用にするの! それで結構いろいろなことができるの! 魚も焼けるし、煮物も作れるし、フライパンの可能性を信じるのだ! 小さい鍋は洗うのが苦にならないし収納だって省スペースよ! さとうのゴハンは美味しいけどまいばすけっとで1パック125円、毎日ひとつ買っていたら一ヶ月で3750円、お米5kgは二千円、何食分まかなえると思っているのです、洗うのが面倒くさい? 無洗米使えばええですやん! 人類史上類をみないスピードで、食に関する面倒臭さが軽減されている時代ですよ、目覚めよ、フライパンを買うのです。あそこにかかっている980円の一人暮らし用のフライパンを買うのです、そしてフライパンで米を炊く技術を身につけるのです・・・目覚めよ ・・・・ 目覚めよ ・・・・
ということをレジに並んでいる30秒くらいの間に強く念じるのですが、まぁ届くこたないよねぇー。