春幾度山中漆器使いをり/喜八工房 欅フリーボウル

2010年の夏に表参道ヒルズの中のショップで買い求め、長年愛用しておりました。欅フリーボウルは3色あって、美しい赤と実用的な茶色の2つを買い交互に使っていました。美しい赤色の薄い漆器でどうやってこんな薄く軽く作れるのかと、使うたびしみじみと感動していたものです。

さて昨夜、石狩鍋風味噌スープ(大根・人参・鮭・キャベツの味噌汁)を飲んでいましたら、テーブルクロスがびたびたと濡れていてる。あら、わたしにも、大人気朝ドラ「カムカムエブリバディ」のジョーさんみたいなおこぼし芸が発現したのかちら手元をよく見てみたら、お椀にヒビが入っていた。おそらく曲げわっぱの要領で作られたのでしょうか(違っていたらごめんなさい)、薄い薄い漆器で、張り合わせたところがとうとうひび割れたということでしょう、あぁ、ここから漏れていたのね、内側から見ると光が一筋入ってますわ。あらあら、ティファールに続き山中漆器ちゃんも。

長い間ありがとう! ここ数年は毎日登板していましたからね、そらー器に魂があったらそろそろ喋りだすころですわ。ほんとうにありがとう。同じ型の色違いがまだ販売されていたので、友人らからのお誕生日プレゼントにおねだりしました。当時6000~7000円で買った記憶があるのですが、12年使ったことを思うとよいお買い物でした。汁椀としての役目は終わりましたが、これからは菓子鉢として活躍してもらいますかね。ありがとうね、またよろしくね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください