ハリウッド大作でも活躍するデンマークの人気俳優マッツ・ミケルセンが主演を務め、飛行機が墜落し北極にたった1人で取り残された男を描いたサバイバルドラマ。
飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、壊れた飛行機をシェルター代わりにしながら、白銀の荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すというルーティーンをこなして生き延びていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターが…
100分映画です。この世にレオナルド・ディカプリオの「レヴェナント」よりも過酷なロケの映画があるとは知りませんでした。
墜落後もいまそこで使えるもので獲物をつかまえ、信号を送り、粛々と暮らすマッツ。救助にきたヘリからかの地の地図を得て、行動を起こすマッツ。雪原でほとんど見分けのつかない地形を、地図を手にあゆみを進めるマッツ。。。アイスランドの雪原での撮影は19日に及んだそうですが、仕事とはいえこんな大変な目にあわなくてもと、ハラハラしながら見つめた100分でした。ご興味ありましたらぜひ。しかし地図って大事、人生といっしょね!!
日本語版ポスターの「孤独」「飢え」「北極熊」「助けは来ない」とかの太め明朝を半透明に載せてあるセンス・・・どうなの・・・全部お膳立てしてあげないと観客がこないとでも思ってるのかな(思ってるんだろうな)。英語版はこちら。
ところで著述家の角幡唯介さんってこんなところで真冬に半年過ごしたりしたの? いまも局地にいらっしゃるようですが、
ついに橇が完成した。ムカデ2号。出来栄えはわれながら素晴らしい。 pic.twitter.com/UdaF1GYf51
— 角幡唯介 (@kakuhatayusuke) February 1, 2022