春彼岸特急あずさと旧札と

少し早いのですが、実家に彼岸の墓参りしてきました。今年の夏には七回忌なのです、早いものです。五ヶ月ぶりに会う姉の車に乗って、二年と四ヶ月ぶりに会う一番上の姉とも会ってきました。天気もよく気温も高く、珍しく実家の近くに長居して、マスクしたまま二年と四ヶ月ぶりのおしゃべりをしました。

夜は姉と松本の美ヶ原温泉に泊まりました。山間部でも実現できるインフィニティ風呂(※インフィニティ風呂の事例)を楽しみました。

翌日は浅間温泉のリノベホテル物件の松本十帖とホテルOMOTOを外から見学し、松本十帖併設のパン屋でガリガリのクロワッサンにあんことバターをたっぷり挟んだあんバタパンを買いました。帰りに開智学校をちらと見て(現在耐震工事で閉館中)、早い時間帯の特急あずさに乗りました。姉がお土産にくれた月寒あんぱんとさきほどのあんバタパンとキオスクで買った赤ワインでお腹がいっぱいになり外国の映画を再生しながらうとうとしてしまい、次に目が覚めたら八王子。

 

今年の夏で七回忌になるのですが、ようやく母の財布を片付けることに。姉が管理していたそれらのものを「きちっと小銭まで三分割してきたから」とジップロックで手渡されました。私が受け取ったものの中には「お母さんのお財布に入っていたの、それ」という五百円札が。

五百円玉が流通していた時代に財布の中に大事にしまわれていたという五百円札。単に珍しいものだから残していただけかもしれないけれど、母にとっては手放すことのできないお札だったというわけで。一体誰からもらった五百円札なのか。

いまでも毎日「おかあさーん」って用もないのに声をだしてしまいますよ、わたし。年をとってからも家をきちんときれいにしていて、相続関係の書類を一箇所にまとめておいてくれて、ほんとうに立派な人だった。この五百円札、だいじなものだったんだろうね、おかあさん。

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