見てきた。あたいくらいの映画見巧者になってきますと予告編だけで泣けるんですが、この作品も前回クライマッチョ見たときに予告編で泣いたので自分の涙を回収するために見に行った。ちなみに今回、この映画の前にかかった予告編だけでほろりときたのは「キャメラを止めるな!」と「1640日の家族」です。「キャメラを止めるな!は「カメラを止めるな!」のフランス版リメイク作品なのですが、こういうのは見ておかないと、彼の国の制作陣に敬意を払うためにもね。実写版シティハンターとかほんと、作ってくれてありがとうと拝みながら見る映画ですよ。
あらすじは映画.comから。
北京2022冬季オリンピック・パラリンピックで開閉会式の総監督を務めたことでも注目を集めた巨匠チャン・イーモウ監督が、映画をめぐるさまざまな思いを描いた人間ドラマ。
1969年、文化大革命下の激動の中国。造反派に抵抗したことで強制労働所送りになった男は、妻に愛想を尽かされ離婚となり、最愛の娘とも親子の縁を切られてしまう。数年後、「22号」という映画の本編前に流れるニュースフィルムに・・・
主人公の男が砂漠を自分の足で黙々と歩くシーンから映画は始まるのですが、いやー中国、砂漠ーーー!!! エンドロールを見ているとロケ地協力が敦煌のように読めたのですが、いやー敦煌ーーー!!! 西遊妖猿伝のロケ地といってもおかしくないですよ? すごい風景を見ました。ぜひぜひスクリーンで。50年前の中国って、文化大革命の頃の中国ってこんな感じだったのかという驚きもあわせて。
どの国にも、ニュー・シネマ・パラダイスがあるんじゃよ。あるんじゃよぅ!!!
ところで、副題の「永遠の24フレーム」なくてもいいんじゃないかな・・・・原題のままでよかったんじゃないかな・ないかな・ないかなぁ。