冬の星バンドやろうぜ西東/映画「ボヘミアン・ラプソディ」/東宝シネマの進化について

Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)

日比谷の東宝シネマで。

東宝シネマは、私の行動範囲に限っていうと、六本木(行くのがちょっと不便、客層が濃い) → 日本橋(館内の導線がひどい、客層がお上品すぎる) → 新宿(行きやすいが周囲の環境が過激すぎる、お客様もわりかしフリーダムな人が多い)と進化してきて、この春、真打ち登場のようにして誕生した日比谷ミッドタウンの東宝シネマ。

今回、IMAXで見るか通常スクリーンで見るかちょっと悩みましたが、東宝シネマの本気度を見せてもらおうじゃありませんかと通常料金の「プレミアムシアター」で見てみました。プレミアム ラージ フォーマット、プレミアム サウンド、プレミアム シートの三拍子が揃ったという日比谷東宝の旗艦スクリーンです。

 すすすすばらしいー。

 音響最高ーーー。DOLBY ATOMS と遜色ないのでは?

 別料金のプレミアム席、荷物置きまであるー。

 なのに普通席でも十分ゆったり席ー、隣の席の人が気にならないぞー。

 スクリーン、ばかでかいーーー。はわわー。

客層はおだやかだけどお上品すぎるわけでもない、周辺環境最高、我が家から乗り換え無しで行ける、建物からTOHOシネマまでの導線はいまいちですが入ってからスクリーンに行くまでの眺望の素晴らしさ、清潔で明るい個室数の多いトイレ、映画上映までまったり時間を過ごせるスペースの豊富さ、そして映画は最新の設備! 何の文句がありますでしょうか!!! しかし東宝ビールが高い、量が多いから仕方ないんだけどあれじゃ高級居酒屋のお値段だわ。ワンコインのワインおけばいいのに。

それにしてもはるか昔の映画の見方がもう思い出せない。紙のチケットを買って席は決まって無くてもたもたしてると通路側の席はもうなくて「すみませんすみません」と言いながら移動させてもらって、椅子はかたくて、前の人の頭が字幕のあたりにかかっててよく見えなかったりして、たまにものすごくマナーが悪い人がいたりして、通路と通路の間隔が広くて上映中に席を立つのが非常に困難で・・・・。今となっては「古き良きあの時代に戻りましょう」という気持ちに決してならない。ネットで座席指定でき、事前に決済でき、あとは体一つで映画館に上映直前に滑り込めばいいとか楽ちんすぎる。

お友達と映画を見に行くときは、シアターと時間を決めてから、LINEでチャットしながら個別に隣り合った席を座席指定してますよ。あとから精算とか面倒だし、どちらかが遅刻しそうになったときに待ち合わせ場所で「いぃぃぃ!」となることも避けられますしね。そんなことがネットでするっとできるようになってほんとうに便利!

 

映画は、よかった。フレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックが本当によかった。ナイトミュージアムのエジプトの王様役やってた青年ですよ。義歯まで入れての熱演です。これ、サシャ・バロン・コーエンが最初やるつもりだったらしいんですけど、それだとコミック映画になっちゃうので、ラミ・マレックになって本当によかったです。新鮮でした。鮮烈でした。その他のメンバーのみなさんがそっくりで、ベースの方の温厚そうな人柄が感じられる衣装やフレディの自宅の再現など細部へのこだわりが凄まじかったのも見どころです。

ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 (吹替版)

QUEENは世代としてはドンピシャじゃないんですが、あぁなるほどなるほど、このアメリカソロ活動時代に作ったのがノエビアのCMソングだったのか、なるほどなるほどと記憶の糸が少しつながったりしました。

134分の長い映画でしたが、あっという間に終わってしまいました。映画の情報の圧が凄まじく、その日は夜中、ずっとQUEEN情報をネットで漁ってしまいました。特に思いの外の猫映画でもありましたので、愛猫家フレディ・マーキュリーと猫ちゃんの写真を探すのにかなり時間を割いてしまいました。前足のぶっといふっさふさの猫を飼っていたんですねぇ。

http://peashooter85.tumblr.com/post/148792940153/a-cat-with-his-human-named-freddie-mercury

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幸せな人生であったといってほしい、そういう映画でした。

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