「ジョン・ウィック:パラベラム」
殺し屋のキアヌ・リーブスが、世界中を移動しながら苛烈に殺しまくる殺人映画。ヘルメットをかぶった敵の足を撃ったあと、首に銃をあて確実にとどめを刺すなど念の入った殺しっぷり。同じ殺し屋仲間にハル・ベリーも参戦し、それはそれは見事なアクションを拝むことができます。ニューヨークで殺し、オリエンタルな土地で殺し、砂漠で殺されかけ、戻ってきた北米大陸でも殺し合い。きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」をBGMに、拙い日本語を話す日本人鮨職人と一触即発。ブレットトレインのマイケル・シャノン並みにいい慣れてない日本語で決め台詞を吐く、いやもうそのアジア人俳優の方の日本人設定はずせばええですやん、中国人とか香港人ってことでええですやん、無理しないで!!
しかしそうはいってもジョン・ウィックは伝統的に犬映画。ハル・ベリーが従える獰猛そうなジャーマンシェパード2頭は、ジョン・ウィックとの初回対面時こそウルルーーと威嚇していたのに、おそらく撮影が進んで慣れちゃったからか、途中で「ご主人さま❤」とうっとり見つめているシーンが撮れちゃっていたりしてほっこり。キアヌ・リーブスがひとりで敵を殺しまくるひとりエクスペンダブルズ、ハル・ベリーのアクションを堪能したい方にはぜひおすすめします。
イスラエル映画「靴ひも」
離婚した妻が死に、残された知的障害者の息子と暮らすことになった父親のルーベン。二人の暮らしの行く末は・・・
父親役を演じたドヴ・グリックマンが素晴らしく、逆にそういう状況の素人さんを連れてきて撮影したドキュメンタリーなのかと思うほどでした。作品を思い出すだけで、じわっと涙がでてくる、そんな作品です。おすすめです、100分映画です。
映画鑑賞後、興味をもたれましたらこちらの記事もぜひ。
https://natalie.mu/eiga/news/387042
なんでアマゾンプライムビデオにのっかっちゃったんだろう大賞「シャークシュタイン」
ノリノリのジャケット素晴らしいです。アマゾンプライムビデオは検閲とかないのかな、一定の映像制作の品質を保った作品だけを配信しようという審査機関はないのかな。興行的にまったく成功しなかったけど、C級映画も積極的に配信しようという運動があるのかな。「必殺!恐竜神父」を見たときに、あぁ無駄な時間を使った、こんなことならWikipediaの「たらい回し」の項目でもずっと読んでいればよかったと強く思ったものですが、今回も同じことを感じました。それでもよろしければぜひ。
加谷珪一「お金持ちの教科書」「お金持ちの教科書」
身も蓋もなくて面白かった。
花輪和一「不成仏霊童女」
13インチの大画面で丁寧に読みこんで、ぐわっときた。花輪和一、天才!
増田悦佐「恐怖バブルをあおる世界経済はウソばかり!」
ひとことでいうと、「全部、世界経済フォーラムのせいだ」というご本でした。世界征服をたくらむ悪者がよく映画にでてきたりしますが、真実の悪者とは案外WEFに関わってるようなひとたちなのかもしれませんね(その名を記すのもおそまじい竹●平●も参加してましたしね)。
あたたかだったと思ったら突然寒くなり、通りを歩く人がコートとマフラーを着用しているのを見て驚きました。みなさまお気をつけて!
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