今週の本と映画といろいろと/志の輔落語、映画「ゴールデンカムイ」、角幡唯介「裸の大地」

概況

1/15-1/21 立体刺繍、阪神優勝アノマリー✕辰巳相場すごーいと横目で見てる、志の輔落語、映画「ゴールデンカムイ」など。

立体刺繍

これを作ってました。最後の仕上げに関して大変忸怩たる思いがございますので、リベンジしたい。

志の輔落語

PARCO劇場にて。「送別会」「モモリン」「しじみ売り」の3本立て。「しじみ売り」は有名な古典落語らしいのですが、観客の咳きひとつ許されない緊迫した舞台でございました。一部立川志の輔流に改変されていましたが、こちらのほうがぐっと格調高くよいと思います、とてもよかったです。

映画「ゴールデンカムイ」

映画 ゴールデンカムイ ビジュアルブック

いろいろな人の感想が目に入らないうちに早めに行こうと友人と公開日翌日に「ペア割」で行ってきました(説明しよう! ペア割とは、昨年春に廃止された「夫婦50割」の後継サービス。ペアは男女である必要はなく、どちらかひとりが50歳以上であれば申し込める大変お得な映画鑑賞料金。なにかとお高く止まっているTOHO では既に50割のサービスはやっていませんが、バルト9や松竹では継続して提供されています)
今回はできるだけ大きなスクリーンで見たかったので新宿ピカデリーで鑑賞。実写化が決まったときは、やれ衣装がきれいすぎるだのツルツルしている生地に見えるだの山崎賢人では筋肉が足りないだの尾形が女体化してアシリパさんとの三角関係になるなどほんとうにみなさん好き勝手なことをいってましたが、よかったですよ。原作以外の要素はほとんどなかったのが素晴らしい。

冒頭の二百三高地のアクションシーンで「え、山崎賢人ってこんなに杉元佐一なの?」と観客たちは手懐けられその世界に早速没入、アシリパさんが思ったよりもアシリパさんで、ヒグマやエゾオオカミのCGが秀逸で(コカインベアといい勝負だと思う)安っぽいところがなく、舘ひろしでいいのかなと思っていた土方歳三は年齢からしてぴったりだったし(舘ひろしは割りと御長寿の道をあるきはじめてる健康な俳優さんに見えるのも頼もしい)、脳漿のふっとんだ鶴見中尉は想像以上に鶴見中尉で玉木宏がノリノリで演じていたのがよかったです。高畑充希さんが出てきた瞬間ドラマの格がガツンとあがります。ちょっと鶴見中尉を怒鳴りようと出てきたのにあっさり殺されてしまった堀部圭亮さんがあの一分足らずのシーンのためだけに極寒ロケ地に行ったんだと思うと大変に気の毒です。制作側の作品に対する愛がみなぎっていました。

しかし原作でいうと、まだまだ序盤。全31巻の物語をこのあとどうやってまとめていくのでしょうか。多少端折っていいので三部作くらいで完結させてください、俳優さんたちの年齢が大きく動かないうちに! どうぞよろしくお願いいたします。


いまのヤンジャンって週刊誌なのに480円もするのね。びっくりして体が浮いちゃった!

コカイン・ベア (字幕版)
全体の予算の8割をグリズリー・ベアのCGに使ったという噂のコカインベア。人の死体の表現のほうが雑だった記憶が・・。期待していたB級映画ではなく、真剣に見入ってしまいました。

角幡唯介「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」

裸の大地 第一部 狩りと漂泊 (裸の大地 第 1部)
角幡さんの新著が発売になったと知り、「あれ、しばらく読んでないんじゃないか?」と気が付き、あわてて二部作「裸の大地」を取り寄せて読んでいる。

amazonより。
『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか。GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦!
探検家はなぜ過酷な漂泊行にのぞんだのか。未来予期のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作です。「この旅で、私は本当に変わってしまった。覚醒し、物の見方が一変し、私の人格は焼き焦がれるように変状した」

地図を持つことにより予めわかってしまっている未来をなぞるような旅をするのではなく、現在の状況に依存する漂泊の旅を試みる角幡さんは、グリーンランドのシオラパルクから一匹のエスキモー犬を連れてまたも極北の地へ向かう。

「今日は氷点下27℃であたたかく感じる」とかもうちょっと状況がよくわからない土地での旅。自分が選んだ旅に全力で取り組むということはどういうことか早速見せつけられていて、麝香牛を撃って食糧にする場面や第二部の老犬をシメる場面などはこちらの読む速度がとても遅くなった。
シオラパルクのひとたちは危険な海豹猟なんてもうやらず、日本の回転寿司チェーンが仕入れるためのオヒョウ(ヒラメの代用魚・エンガワのネタ)釣りで生計を立てているなどという現地情報も。写真集などで読書の記憶を補完したい一冊。

角幡さん、どこに行ってもいいけど、生きて帰ってきてね、と心の底から願っています。

 

しかし円安の今、この冒険はさぞ高くつくのでは・・・。ご本人の2024/1/8 のツイートを引用いたします。

イルリサット着。コロナ前は15万円、10数時間だったコペン往復が今年は34万円、20時間以上。戦争の影響で国際郵便も使えず、装備は全部飛行機持ち込みなので超過料金もすごい。カネが面白いようにぶっ飛び、どんどん貧乏になってゆく。体力とかやる気とか温暖化の前に経済的限界が近づいている。

これは先日発売されたばかりのご本。探検家ラスムッセンが未開の極地で採録した彼らの伝承を中心に、長年エスキモー文化圏の人々や自然を撮影してきた写真家が選び、和訳したアンソロジーだそうです。読まなきゃ!

ツンドラの記憶: エスキモーに伝わる古事

今週の水筒

象印マホービン 水筒 / シームレスせん / 250ml / スクリュー / ステンレスマグ / ソフトターコイズ。上品なやさしいティファニーブルーとおえなくもないきれいな色です。いろいろな人から「350mlだと鞄の中で少し持て余すかも」「洗いやすいのがいいよ」「象印とかサーモスとかなら間違いない!」とおすすめいただいてこれにしました。そして友人らに贈ってもらいました、えへへ。大活躍させるぞ!

象印マホービン 水筒 シームレスせん 小容量 250ml スクリュー ステンレスマグ ソフトターコイズ せんとパッキン一体化 お手入れ簡単 洗う点数2点のみ SM-MA25-AL

以上です。今週もよい一週間になりますよう。

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