新書とかいろいろ

偶然のチカラ (集英社新書 412C) (集英社新書 412C)
偶然のチカラ (集英社新書 412C) 植島啓司
「Aさんと別れて、Bさんとつきあうわ」といったその1年後、やっぱりAさんのほうがよかったのかも・・と思ったりすることってありますよね? ギャンブルのルーレットで、赤が3回来たから次は黒に違いない、そうだそうだ、そうに決まった、しかし次にきたのはやっぱり黒、なんてことありますよね? この会社の株下がったなーと思ってごっそり買った次の日、不祥事が発覚して買値よりごっそりまた下がった、なんてこともありますよね? そんなとき人はどういう道をとるべきか、なんてことを書いてあります。忘れてしまった数学の勉強にもなります。収穫は何を読んでもさっぱりわからなかった南方マンダラのエッセンスがわかったこと。ウツ気味の人も読んでみて、ちょっと気が軽くなるかも。
教訓:運命に抗わずにやりすごして幸せに!
三屋清左衛門残日録 (文春文庫)
三屋清左衛門残日録 (文春文庫) 藤沢 周平
藩の用人だった三屋清左衛門は隠居願いを出し、悠々自適の暮らしを始めるのだが、かつての幼馴染が落ちぶれた生活をしているのにであったり、さらには自身の老いに気づかされたり、しかしながら藩の中にはモメゴトありその解決のために一肌脱ぐ羽目になったり、老いらくの淡い恋あり、・・・という物語。せつねぇ・・・。年とってから読んだらさらにしみるんだろうな。
知人が不眠症に悩まされているというので、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」をすすめておいた。司馬先生には大変失礼ですが、2ページほど読む前にまぶたが自然と下がってくる物語でした。
翔ぶが如く〈1〉 (文春文庫) 翔ぶが如く〈2〉 (文春文庫)
翔ぶが如く〈1〉 翔ぶが如く〈2〉 司馬 遼太郎
ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)
ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y) 三浦 展
「大店法でどこの町にもジャ●コができ、交通網が発達した今だからいいますが、地方、マジやばくね?」という話です。ぞっとするような殺人事件が数件続いた数年前の冬、友人が「殺人事件が起こったところの地図って新聞に出るじゃん、全部にジャス●が入ってるのな」といってましたが、まぁそんなことも書かれています。日本の地方もアメリカ化してるんじゃないかと。
I氏はこの本に書かれているようなことを5年くらい前から言ってたんだけど、I氏も新書作家になればいいのにー。とか思ったらこんなニュースが!
不採算店100店閉鎖 イオン、総合スーパー整理
なんだかなぁ。。
ところで昨秋の韓国旅行から右肩上がりを続けていた体重が、ようやくよううやく元に戻りました。時間かかったなぁ。あなおそろしや、ソウルフード・・・。

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