リバーダンス 赤坂Actシアター


昨年11月、e+のプレオーダーのお誘いがきて、そこでとったチケット。いつの公演だった日にちもろくに記憶しておらず、そろそろだったような・・などと思っていた矢先、「チケット発券せぇや」というメールが届き、慌てて同行する人を見つけていってきた次第。
当然予備知識ゼロですよ、今回もまた。
以下舞台構成についての記述がありますので行かれる方はご注意を。
あ、それとは別にヒグマ2題更新。
朝早く目が覚めたら、NHK教育で俳句番組をやっていまして、何とはなしに見ていると、ゲスト解説員は毛利衛さん。毛利さんも俳句を読んでましたよ。毛利さんが読んだ句は、宇宙から地球を見下ろしたときの句で、ほかの人には確かに読めない句だわと感心いたしました。


5月20日が東京初日と聞きましたが、まぁ会場全体ノリノリですばらしい舞台でしたわ。前から3列目の席で、私の生涯において自力で取ったチケットでこんなにいい席に恵まれたことは初めて。舞台で踊る人々の表情も衣装の細部もすべてしっかりと見られる席。しかしタップダンスは足のダンスでもあるので、女性陣のおみ足は相当に立派で、上半身もがっちりした方が多く、なかなかの迫力。アジア人らしき女性も二人ほどいたのですが、日本人かなー? この二人は表情も女の子らしくてすごくかわいかった。花形ダンサーの鼻の高い男性と、その相手をつとめる金髪の白人女性が舞台の中心。手足の長い男性ダンサー(ココロの中ではセルゲイと呼んでいた、なんとなくロシア人っぽい感じ)は本当に華やかでキレのある足さばきで、直立不動の上半身を、激しく整然と動く下半身で舞台を飛び回りながら支えている。無理、私には絶対できねぇ! 相手の女性もそれに存分にこたえる。彼女のことはココロの中でメリンダと呼んでいた。女性陣も片足を高く上げながら、その足をミョイミョイと動かすわけですが、無理、それも私には絶対できねぇ!
一幕目が終了したあとの休憩時間、お酒を飲みながら感想を話し合う。「あのさーセルゲイ(仮名)とメリンダ(仮名)は夫婦なのかなー?」「セルゲイはロシア人かな? あの女の子は、メリンダというよりは、メリッサってほうがしっくりこない?」などと舞台の本筋から離れたことを・・・
二部はしっかり温まった会場を、黒人シンガーとダンサーが盛り上げる。タップ・ウェストサイドストーリーなどで客席を笑いに誘う。ケルト音楽のバンド演奏も堪能、最後は圧巻の群舞で舞台は幕を閉じる。
楽しかった! 本当に楽しい2時間でした。
わたしの座席からの目線は、舞台で踊る人々の足元と同じ高さ。タップの足さばきに目が釘付け。振り出した強い雨が葉を打つ音にも似た、心地よい音が耳を満たす。耳で聞けるダンス! 今年で日本公演は最後やも?と噂されているので、機会がある方は是非ー。
その後半券チケットを握り締めて、赤坂サカスのとあるレストランに入る。半券チケットサービスって楽しいなぁ。お酒一杯サービスしてくれるというので、一番高いグラスのシャンパンを頂戴したよ(図々しい)。しかし、なりは立派だったけど、いろいろとつっこみどころ満載なお店でした。
赤坂に住みたくなっちゃったー。らりるー(のんきな・・・)。
シネコンがないんだよなぁ(六本木ヒルズまで歩けばいいんだけどね)。
あぁ、そうそう、セルゲイ(仮名)とメリンダ(仮名)のオチなんだけど、セルゲイはPadric、メリンダはMelissaだったよ。相方、名前あててやんの。
※セルゲイとメリッサのインタビュー記事はこちら。

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