霧の谷川岳


天神平
以下、出発時から。↑ 上は帰ったときの様子です。

霧深い中にニッコウキスゲの黄色が明るい

地面すれすれにリフトは行くよ!

わぁまだ霧が深い

あ、ちょっと晴れてきた。

こんなところを軍手で猿みたいにのぼっていくわけです、キッキッ!
連休に谷川岳に行ってきました。霧がひどかったので様子を見ながら行くつもりでしたが、そこはほれLOSTにはまっているわたくしのこと、山頂へ向かう登山道の足跡を見て「むっ、6人ほどのパーティーが直前にいったわね☆」などとケイトちゃんごっこをしながら歩みをすすめる。霧が深く、晴れていたらさぞかし素晴らしい眺めなんだろうなとちょっと残念に思う。
山から天神平に帰ってきたら、あたりは晴れてきた。周囲の青い山々が見え、スキー場には高山植物が生い茂り、さわやかな風景。あぁステキ。でも、ちょっと待って、スガ、昨年父ちゃんとマツタケ採りに行ったお山の風景と大して違わないんじゃなくって!などと気がつき愕然とする。
谷川岳山歩きひとくちメモ。土合駅→谷川岳ロープウェイで時間節約→天神峠までリフトに乗ってさらに時間節約、しかしこのコースだと、大菩薩峠の頂上みたいな道がしばらく続くので、楽な道を歩きたい人はロープウェイを降りたところから登山道に入ると吉。こちらは板で整備された遊歩道のようになっていて、途中で上の道と合流します。→熊穴沢避難小屋は中で腰掛けることもできます→猿みたいな格好で上り続ける箇所が続きます。軍手必須。年配の団体チームがやってきたら全員先に降りてもらう、譲っちゃう、10人、15人のグループがやってくるけど、全部譲る、たまに空気の読めないおっちゃん・おばちゃんもいるけどもー全部譲る、見ていてハラハラするし。いやしかし、ほんと、たまに空気の読めないおっちゃんやおばちゃんにすれ違うけど、そのたびに、ああいう年寄りにならないように気をつけたいものじゃと強く思う→天狗の休み岩とも溜まり場とも言われているところも眺望のポイント、ここも美しい譲り合い精神を発揮したいものじゃのぅ→あとは同じような道を歩いて頂上へ→駅から山あるきでは、天神峠→1時間→熊穴沢避難小屋→40分→天狗の休み場とありますが、若い人なら1時間15分くらいで行けると思います。
今回のお弁当、自分ちのお米をたいて明太子のおにぎり握って持っていきました。朝5時に握って、午後1時過ぎにお山の上で食べたのですが、冷えてなおじわっとにじみ出てくる甘さとお米のもちもち感にびっくりする。
数年前、うちの新米をカサイさんに分けたとき「冷めてもうまい!」と言っていたのはこのことか。むーん。父ちゃん母ちゃんすごいのぅ。
右はお山の格好 → 。私、こういう服がすごく似合うんだって、こんな年齢になってようやく気がつきました。化繊万歳! 素晴らしい! 新田次郎が知ったら愕然とするくらい、本当に今のお山の服って素晴らしく機能的! あと土合駅とロープウェイの整備されっぷりもおのろかれることでしょう・・。
石井スポーツで、ぜーんぶ、店員さんの進めるがままに買った、えぇえぇほんとうわかりやすい初心者ですよ、ええーんだ!!

4 COMMENTS

mine

谷川岳。高校時代の汗と涙と雪解け水の冷たさといろいろ思い出が詰まっております。
土合駅。今どんなになってるのかしら?昭和の時代の土合駅は健在なのかしら??あの階段を正確に数えきると帰ってこれなくなる・・・とかいうありがちな噂を真に受けながら、でも数えながら登ったもんだよ。

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スガ

今、Wikipedia 見てきましたが、
>2000年度の1日平均乗車人員は17人である。
なんですってね。へえええええー。地元の方たちでしょうか? 毎日毎日あの階段を上り下りしている方が17人いるかと思うと、それだけでもう。
でもででもでも、ぜひみなさんお山からは帰ってきましょう!!

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さくまり

登山ブームだねえ。
小さい頃から登ってるから慣れてるとは思うけど、気をつけてね。
お家に帰るまでが遠足だ(ウカっこも待ってるし)。
うむ、土合に行ってると血中鉄子度はかなり高いと認定されるね。

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スガ

土合駅だけじゃなく、あの前後の駅もかなり風情があり、ちょっと降りてみたくなりましたよ。なんかでも、人口どれくらいなんだろう、子どもはいるのだろうか、限界集落まっしぐら?、などといらない心配をしてしまいました。

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