今日の映画2本 犬と病気

未明の地震のせいでなんでか偏頭痛の一日。

マリと子犬の物語
中越地震の際、山古志村で起きた実話を基にした映画。製作者の思う壺と書いてスガ・ヌマエと昔から読みますので、要所要所で大泣き。犬のマリちゃん(本名いち)の名演技っぷりに脱帽。
明日は「お父さん、クリスマスプレゼント、柴犬がいい!」というちびっこでペットショップは大賑わいじゃろう。うちは、ウカ犬でいいです、がぶがぶがぶー。

シッコ
ひかりTVのAXNチャンネルで、マイケル・ムーアのシッコを。約1時間の映画。アメリカの医療保険制度の破綻っぷりを描いたこの作品、9・11でボランティアで救出にあたった救命士・消防士たちが、適切な医療を受けられず職も失い、医療難民となるエピソードなど、こちらもまた要所要所ではらはらと。「他の国でできることが、なぜアメリカではできないのか」というメッセージがまた痛々しい。くだんの消防士らが仮想敵国キューバにわたり、そこで、ほぼ無償で手厚い医療と看護を受けるくだりでも、国家が与える真の幸福とはなにかを考えさせられる。国家の役割とは、本当に、いったいなんなんでしょうか? 私の説明だと大変不十分ですので、Wikipedia もご覧くださいまし。
しかし、この作品、邦題を「シッコ」としたのが敗因だったのでは? シッコ・オシッコ・マリメッコ・・・、みんながみんなインテリーでアメリカのスラングを理解するわけでもないんだから、配給会社はもうちょっと邦題をつけるときに神経を使ってあげれば多少ヒットしたかも。見たからといって「対岸の火事」で済ます人も多いのかもしれないけど。
11月に納品した仕事が、クライアントさんのクライアントさんにすごく評判がいいと聴いて、ぎゃばーん、嬉しいよぅ。クライアントさん、今後もすごい勢いで飛躍してくださいー! そばにいることで、エネルギーをわけていただきたいものですじゃ。

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