雪催い家族ゲームのお正月/映画「家族ゲーム」

 
iPad にいろいろ入れて実家でゆるりとお正月。「柏原きゅん!」と叫んだり、「柏原ぁ」と叫んだり、「東洋大学つえー」「佐久長聖出身選手多いなー」とか、「この強さ、なんていうのかしら。。。漫画『昴』で、主人公のすばるちゃんのダンスが天才すぎて他の人たちが引きずり回されてえらい目にあう・・・あのシーンに似てない・・?」と1月3日の正午くらいにつぶやいたり大忙しだったのよ! 東洋大学強かったです。いやぁすごい、すばらしい。
iPad には映画をいくつか入れていった。森田芳光監督の「家族ゲーム」を見てみた。1983年公開、今から29年前。29年前!!!!  ちゃんとみたのは初めてだったんだけど、東京のビルの少なさときたら。浜松町に東京タワーと貿易センタービルの2つしか建ってない風景。うわー。これくらいでいいよ、ビルの数・・・とか思ったり。主役の松田優作(89年没 享年40歳)も死んじゃったし、父親役の伊丹十三(97年没)も死んじゃったし、森田芳光さんも死んじゃった。人は死ぬんだなー。
本とゴルゴもたくさん入れていった。うふふ、年末年始はゴルゴまみれ。あたい、今から就職してもいいと言われたらリイド社に入社したいわ。

増田 悦佐の『クルマ社会・7つの大罪 アメリカ文明衰退の真相』を読んだ。ゼア・ウィル・ビー・石油ボカーンな国土に資源がたっぷりとあったばかりに巻き起こるあらゆる不幸がこれでもか、これでもか、と書き連ねてあるご本。レオナルド・ディカプリオは「Revolutionary Road」で郊外の素敵な一軒家から電車通勤していたけど、それが数十年でほとんどのサラリーマンがクルマ通勤に変わっちゃたし、だからClint Eastwoodは「グラン・トリノ」という映画を作っちゃうわけだし、わけだし。むしろ増田さんは「グラン・トリノ」を見てから、この本を書こうと思ったんじゃぁないかちら、どうかちら。
これを読むと、効率の悪いクルマ社会で暮らすって大変なんだなと思うよ。というか、アメリカという国土の作り方の失敗っぷりがなんだかもう目もあてられない。6~8分間隔で地下鉄に乗れて、イェーイナビタイム!の出す時間通りに到着する電車のある都市に、クロネコヤマトが時間通りに届けてくれる国に生まれてよかったよ。よかったよー。
その他この手のビジネス書を数冊読んだりしていろいろと頭の刺激を受けた休暇となりました。親も元気でよかったよかった。

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