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旅ゆけば

謝謝台湾!2泊3日56時間満腹ツアーの巻

投稿日:2014年3月10日 更新日:

「台湾でゴハン食べたいねー」という気楽な一言から、同世代の自営業女性5人組で台湾ツアーを執り行うことになりました。そしてまた「吝嗇の幹事張り切る冬台湾」となりました。写真60点近く使う長い旅行記ですが、よろしくどうぞー。


初チャイナ・エアライン、初エアバス。羽田朝7時発・台北市内の松山空港に現地午前10時着、現地午後6時発・羽田午後10時着という時間たっぷりの格安パッケージツアーの魅力は抗い難かったとはいえ、過去にいろいろやらかしてきていて、最近も若干やらかし気味のチャイナ・エアライン、羽田空港で搭乗便がJALのコードシェア便と知り多少ほっとしたものの、離陸後、静岡上空あたりまで心臓バクバクしておりました。滑走路では30mごとにガクンガクンと車輪が鳴る音がするし、離陸したらしたで天井がキィキィキィキィと鳴るし。上空では安定してましたが、着陸しますーと言ってから地面に降りるまでもなかなかスリリングだったし・・・。キャビン・アテンダントのお嬢さんたちはみんなキュートでしたよ☆ 

松山空港着陸後、参加したツアーの団体で大型バスに乗り込み旅の注意のレクチャーを受けつつ、免税店経由で宿泊地のホテルへ。各人から2000台湾ドルずつ集め、共用財布として私が管理することに。ホテルのフロントへ荷物を預け身軽になって、早速ランチへ。

「まずは小籠包だよね!」と通化街の明月湯包へ。台湾のタクシーの運転手さんたちは大変優秀で、行きたいところとその住所を書いたものを渡せばどこにだって連れていってくれます。ただし自動ドアではないので、降りるときドアを締め忘れないよう要注意。


ぎゃばーん、小籠包。手前のチヂミも絶品すぎた!
5人で940台湾ドル(3200円)。
【明月湯包】本店:台北市基隆路二段162-4号、支店:台北市通化街171巷40号



20分ほど歩いて松勤街の四四南村へ移動。台北101のすぐ近くにある不思議にレトロなスポットですが、軍人たちが生活していたエリアだそうな。ここにヒカリエのナガオカケンメイさんのd&departmentのような、台湾のご当地よいものをみっちり集めたショップ併設のカフェがあり、そこでお茶。
5人で800台湾ドル(2730円)
【好,丘】台北市松勤街54号


綺麗なトイレが使いたくて台北101を目指す。


台北101を過ぎると再開発が終了した新光三越・台北信義店のエリアへ。六本木のミッドタウンを横に長く長く倒したような商業施設です。新しくて綺麗でゆったりとしていてすてき。2012年に台湾にきたとき、このエリアはフェンスでぐるーっと大きく囲まれていたけど、あのときの工事はこれだったのか、と。
ちなみに新光三越の「新光」とは台湾企業「新光集団」のお名前です。
【新光三越 台北信義新天地】台北市松壽路11号・松高路12号・松高路19号


新光三越を過ぎたあたりに、ぶっ高いブランドしか入ってない「BELLAVITA」というグォージャスな建物が。この日の気温15度、冷たい雨がしとしとしとしと降っていたので、なんでかトイレめぐりの旅に。ここのトイレも素晴らしかった。
【BELLAVITA】台北市信義區松仁路28號

ライフスタイルをまるごと提案するお店「誠品書店」にも足を運びました。台湾のいまの文化をガシッと知ることができる大型書店です。代官山蔦屋書店のモデルとなった書店と言われてますが、なるほど、確かに、これは楽しい時間が過ごせそう。日本の漫画コーナーもあったりします。
【誠品書店信義店】台北市信義區松高路11號



そこからまた10分ほど徒歩で移動し、かき氷の名店と言われている「Ice Monster」へ。一番人気のマンゴーかき氷を頼む、のですが、普段かき氷を食べつけてないもので「まぁおいしいマンゴーのかき氷、なんだよねぇ」といった感想です。食べてうぉぉぉー日本に持って帰りたいーと叫びそうになったのは写真の茶色いほう、黒蜜タピオカ付き。おまけにコーヒー味のかき氷も出してくれましたよ、よか店ですたい。
5人で825台湾ドル(2820円)
【アイス・モンスター】忠孝東路四段297號




かき氷でお腹が一杯の胃袋に鞭打って次は北京ダックのお店「万珍樓」へタクシーで。とろっとろトンポーローにパリッパリ北京ダッグ。ちょっと身を残しちゃったけど、皮とトンポーローはみんなでぺろりと完食! 私達ってば、恐ろしい子!
5人で2020台湾ドル(6900円)
【万珍楼】台北市松山區敦化北路120巷11號

食後、ホテルの近くのマッサージ屋さんに立ち寄り、足をマッサージしてもらう。痛くて気持ちいい40分でした。
1人500台湾ドル(1700円)
【活泉足体養身世界】中山區民權東路二段134號

ホテルは松山空港の近く、行天宮も近い「グリーン ワールド ソンジャン」。トリップアドバイザーの口コミなどを見てもあまり評価のよくないところではありましたが、日本語の話せるスタッフの方がとても多く、建物も新しく、部屋も清潔で、必要最小限だけどちょうどよいサービスでよござんしたよ。2人部屋と3人部屋で予約しましたが、3人部屋はエキストラベッドではなく、据え置きベッドが3台あり、女性だったら3人掛けられるソファもあり、旅の作戦会議もくつろいですることができました。大通りに面していたので、タクシー移動もしやすく、意外とよござんしたよ。これだけ清潔なら十分ですわー。
【グリーン ワールド ソンジャン Green World Hotel Song Jiang】Songjiang Road

2日目。




台湾出張の多いF木さんに教えてもらった世界豆漿大王で翌日は朝ごはん。世界・大王などというのでどれだけ大きなお店なのかと思ったら、とても感じのよい奥さんと旦那さんで経営しているこぢんまりとしたお店でした。ここの豆乳はおいしかったー!!!! 美味しかったー!!! 大根餅ももう一度食べたいお味でしたー!!
5人で230台湾ドル(785円)


世界豆乳大王を出たあと、まちなかをぶらぶらした後、台湾の歴史を学びましょうと二二八記念館へタクシーで。その時点でガイドブックを見たら、台湾総統府の見学は正午で終了ということなので行き先を変更し、総統府まで。


「きっとこの古めかしい立派な建物が総統府よねー」と歩いて行ったら、


病院でした・・・ごめんなさい、ごめんなさい。とても美しいタイルの明るい空間の病院でした。


さて、気を取り直して、「あのでっかい塔じゃない?」と台湾総統府まで。現在も現役総統府として使われており、一階は展示室として使われています。え、もしかして、私、今、馬英九さんの階下にいたりするのとちょっとドキドキしたりしました。こちらは入館料無料、要パスポート。館内では現地の日本語ボランティアガイドの女性が案内してくれます。馬英九の時代になってから大幅リニューアルがされたようで、日本と台湾の歴史を深く知ることができます。館内各所にジャージ姿の憲兵が警備しており、ちょっと緊張感がありつつも見学してよかった場所です。おすすめ。
【台湾総統府】重慶南路一段122号


徒歩で中正紀念堂へ移動。蒋介石さんのでっかい像があるところですね。でかいでかい、スケールが違う、ぎゃーなどと叫びながら園内を移動。


蒋介石さんの像のところまで歩いて行ったら、こちらでも衛兵交代式をやってました。スタイルの良い顔立ちも整った青年たちです。「顔選考だ」「顔で採用だ」などとささやきながら見学。
【中正紀念堂】中山南路21号



魯肉飯(ルーローハン)を食べようー、と永康街の大来小館へ。小さい小さいお店でしたが、なんじゃこの破壊力はー!!! これは記憶に残るでぇ!!!

なぜか皇室カレンダーが・・・日本人客へのサービス・・・なの・・・?
5人で700台湾ドル(2390円)。
【大来小館】台北市永康街7巷2號1樓


食事の後は散歩を。台北帝国大学などの日本人教授たちがかつて暮らしていた青田街へ。ここはカサヤンが特に行きたいと強く押していたエリアで、てくてく歩いてみる。日本人が暮らしていた瓦葺の古い住宅を一部リノベーションして使っていると思われるデザイン事務所や家具屋さんが立ち並んでます。「これって日本でいうとどの街なのかしら」「代官山?」「うーん、もうちょっと都心な感じの・・」「赤坂?」「もうちょっと外国人が暮らしてる・・・」「広尾?」「そうだー広尾だ!!」、そんな静かなエリアです。愛育病院のあたりの静けさを思い浮かべてください。


桜の木が。

おやおや、メメジローまで。

銀木犀が盛りでした。


今ではカフェとして使われている青田七六という建物へ。先ほどの大来小館の安さに比べてなかなかの高さの料金にぶぅぶぅ不満を言ったりしましたが、入館料込みと思えば安いもんだし、なにより古い日本の建物をこんなに大切に使っていてくれることを思うと胸が熱くなります。まさか台湾で畳の部屋で正座して珈琲飲むとは思いもよらなかったです。こちらもおすすめ、カサヤン予習ありがとう!!
5人で1111台湾ドル(3790円)
【青田七六】青田街七巷6号


その後バスツアーで九ふんまで。アホみたいな大雨で笑う笑う。


見よ、この傘の列を!


かわいこちゃんたち。


いきものとともに、それが九ふん。


2012年に出会ったワンちゃんが元気だった! また会えて嬉しいだよ!


ランタンフェスティバルも行ってみたいよねぇーと事前に話していたのですが、2月のそのお祭りの最中に飾られていたランタンが夜市で飾られていました。


ガンダム☆


いい表情!


夜市の屋台でワンちゃんが。「食材じゃないよ、ぼくたち、食材じゃないんだよ!」と訴えているようで(ベージュのブルゾンの女性のワンちゃんです、よかったよかった)。

3日目


この日は3人と2人に別れて別行動。「タピオカミルクティーを飲ませてあげるから」とカサヤンをだまくらかして銭湯がわりに新北投温泉まで。台北市内から11km、タクシーで片道20分のショートトリップ、295台湾ドル(1010円)、なんじゃこの安さは!! 11kmといったら東京駅から三軒茶屋までですよ、日本でなら4200円ほどかかるところですよっ! なんじゃこらー! 帰りは電車で、などと思っていましたが、この安さで復路もタクシーを使うことが決定。写真は駅舎です。オリエンタル!


今回は、新北投温泉駅の近くの水美温泉会館に。小振りなプールみたいなぬるめのお風呂、寝椅子完備のジェットバスのお風呂、シャワーブースに日本人も納得のちょっと高温のお風呂、さらに低温の風呂、中で歩ける小さめプールのようなお風呂、さらにさらにサウナとミストサウナが併設された大変ゆったりとした大浴場です。脱衣所も他の人が気にならないよう広くゆったりと設計されていて、ゆっくりお風呂に入り、ゆっくり身支度を整えることができました。フロントでなんでか割引料金にされて1人400台湾ドル(1370円)で利用させてもらいました。すてき! ありがとう!!!
【水美温泉会館】台北市北投區光明路224號


お風呂のあとは遊歩道を歩き、「今度こそタピオカミルクティーを飲みましょう」とお店を探しつつ、地熱谷へ。そんなコジャレたお店はありませんでした。。。。ごめんよぅ、ごめんよぅ。


ワールドビジネスサテライトでおなじみの加賀屋。


日本の温泉街のよう。


地熱谷、湯気でモクモク。


私もいろいろな地獄を見てきましたが、ここまで視界不良の地獄は初めてじゃわい。
【新北投温泉 地熱谷】台北市北投區



タクシーで市内へ戻り別行動の3人組と合流し、最後のランチへ。麺が食べたい、小籠包っぽいものが食べたいという意見のせめぎあいの結果、両方を出してくれる福大山東蒸餃大王へ。地元の人で一杯でしたでぇ。このしいたけ入り牛肉そばと餃子、うまかったでぇー!!! ここの餃子、また食べたいでぇえええ!! 
5人で540台湾ドル(1850円)
【福大山東蒸餃大王】中山北路一段140巷11号


その後、私のトラブルにカサヤンにつきあってもらい、御礼にようやくタピオカミルクティーを。中山区の新光三越方面にタピオカミルクティーの香りがする、と当てずっぽう言いながら三越を目指すと、果たしてその地階にタピオカミルクティーのお店「春水堂」がありました。神よ、ありがとう!!! この日も気温15度冷たい雨の日ではありましたが、せっかくなので本場のタピオカミルクティーを。「普段はモデルやってるんだけど、バイトでここで働いてるのよ」といった感じの背の高いクール美人な日本語の話せる店員さんに手ほどき受けながらオーダー。おやつに「方舟」という蒸しパンを頼んでみましたが、ちょうどよい甘さでピッタリ☆ 新光三越地階の食品フロアでおみやげを買い求めることもでき、ナイス三越、ありがとう三越! 食べたいものリストはこれで概ねクリアできたよ!!!
【春水堂 台北新光站前店】台北市中正區忠孝西路1段66號B2


ホテルに戻ってまたもや免税店経由で空港へ。台湾ドルへ両替したお金がかなり余ってしまったので、日本円へみんなでまとめて両替返し。私はおみやげ代も含めて17500円しか使わなかったのです(バスツアーを除く)。出国審査を経て搭乗時間まであと1時間半もある、最後にビール飲もう、というわけでビールと魯肉飯再び。その後だらだらと過ごす、自分たちの年が何歳かも考えたくないくらいに、だらだらとして過ごす。

遅れていた機材が到着し、予定時刻を15分遅れで離陸。「チャイナ・エアラインちゃん、帰りもがんばってね!」と心の中で声をかけてからシートベルトを。「こんな遅いスピードで離陸できるのかちら・・・」というのんびりしたスピードで滑走路で助走をつけててちょっとヒヤヒヤする。離陸時って揺れるものけどこんな揺れ方って珍しくないかしら、などとドキドキしていたところ、隣の座席の若いOLさん二人組が「飛行機の事故に遭う確率ってどのくらいなの?」などと話しあってる。やーめーてー、縁起の悪いことを! と思っていたら、1000mから2000mあたりに達するあたりで、飛行機がふわっと落ちた。ぎゃー、離陸時に飛行機が落ちた経験って、あたい初めてー、初めてー、初めてー!!!! 機内に軽い悲鳴が一瞬上がったものの、その後は落ち着き、高度8,000mの安定運航モードへ。もーやめてよねー、チャイナ・エアラインって冬季五輪の年に必ず大事故起こしてるんだからー!!! 帰りは2時間半の短いフライトなので、ヒヤヒヤする時間も行きよりは短いはず、と白ワインを2杯飲んで心を落ち着けた(白ワインはおいしかったです)。したらば、隣に座ったカサヤンが機内食もぐもぐ食べながら「最近バードアタックがあって飛行機が落ちたよねー」などとさらに縁起の悪い話をしはじめ(以下略)。

ともあれ飛行機は羽田へ無事着陸(マレーシア航空機が消息を絶ったニュースをここで知る)、お家へ帰るまでが遠足ですよ、帰ったら猫ちゃんやら旦那さんのお写真を送り合いっ子して旅の完了ですぞよ、と約束し羽田で解散。1時間ほどしてからみなの帰宅証拠写真が飛び交い、ロード・オブ・ザ・うまいものの台湾旅行も無事終了。おつかれさまでしたー!! 

今までの私の台湾旅行は一体なんだったんだと自分で自分を問いただしたくなるくらい食の充実した旅でした。総督府に行けたのがよかったなー。地球の歩き方はケチらず最新版をちゃんと買うことにしよう、あの網羅性はやっぱりただものじゃない。今回、山下マヌーの「台湾 ¥1000円でできること」という本を買って行ったのですが、食情報はほとんどこの本を参考にしました。ローカル情報が多く、旅慣れた人の文章は読みやすくリアルで、次回香港版も買おうと思います。台湾好きの友達から譲ってもらった女性誌の台湾特集も頼もしかった。

出発前には『故宮博物院行きたいねー』などと言ってたけど、3日間通して中心に据え置かれたのが『現地の食』。今まで台湾の食にこれほどまでに真剣に向き合ったことがなかったので、本当に新鮮でした。青田街とか四四南村も今回初めてその地名を知り、台北の街の奥深さと日本との強いつながりを感じました。5人の趣味嗜好をシェーカーに入れてガラガラポンとした旅で、それぞれの人の個性や興味がキラリと際立ち、こんな大人数だったのにすべての時間を有効に使え(私のトラブルを除き・・・)、よくまとまった旅となりました。素晴らしい! スパシーバ! おつかれさまー、楽しかったよ、また行こうー、次は猫空までお茶を飲みに!

台湾1000円でできること

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