途中、ちょっと休憩してしばらく空いちゃったけど読了。
いやぁ濃い。多くの著名人たちが村岡花子さんの周りに集まってくるのですもの。カフェ・ドミンゴに全員集まることくらいどうってことないですわね。
花子が女学生時代にぽわわーんと恋に落ちた帝大生がいるざましょ、後に外交官となる澤田さん。彼は岩崎弥太郎のお孫さんと結婚するんざます。戦後は全権大使に任命され国連加盟に尽力、後に大磯にエリザベス・サンダース・ホームを設立するんざますよ。すげえ!!! 歴史!!!
その他いろいろ、うぉぉぉー三笠書房から最初の花子とアンが出るのかとか(そのあと三笠書房は一回倒産して再建されるのですが)、花子ちゃん家に出入りしていた大学生がのちにエルマーとりゅうを翻訳する渡辺茂男さんになるのか、とか! すごい。。人物のまわりに人物が集まってくる・・・・スタンド使いが、ってヤツですなー。
それにしてもドラマ「花子とアン」の幸せ絶頂描写やめてほしい。切なすぎる。
婦人参政権のくだりとかもっと描くことがあるのに半年じゃ足りないよねー。前半、パルピテーションに割きすぎたよねぇ。
エリザベスサンダーズホームの設立と運営に
尽力したのは澤田さんの奥さんやね。
彼女がホームのことでGHQに掛け合いに行き、
木で鼻をくくる応対に「ふざけるんじゃねえや!」的な啖呵を切ったら、
相手(アメリカ男)が腹立てて殴りかかってきそうになったの。
そうしたらすかさず彼女は穿いてた靴を脱いで握り、
「ケンカ上等!」とばかりに応戦体勢に!
そのときのことを相手のアメリカ役人が後に
「あんな骨のあるヤツに会ったことはない」と言ってたという話が、
私の大好きなエピソードです。
お嫁ちゃんのほうだったんだー。あのへんの
途中で送っちゃった。あの時代の人たちってかなり影響力及ぼしてくれてるよね!まとめていろいろ読んでみたい!次は白蓮れんれんだよ!
まったく同じ二冊の本を同時並行的に読んでいる不思議…でもないか。TVがらみの本だものね(^^;)。
TVの方は、後半ちょっときれいに描きすぎな気がしますねー。
気が付くと、このドラマも、アナと雪の女王みたいなダブルヒロインのお話なのですよねー。
「じぇじぇじぇ」ほど「てっ」は流行らず盆の過ぐ