ベン・スティラーの「ペントハウス」は、「ペントハウスに暮らす悪者が持ってる金塊ポルシェを盗んで仕返ししたるで!」というお話。妻夫木君の「黄金を抱いて翔べ」は「銀行の地下金庫に眠る金塊をがっつり盗んで人生大逆転や!」というお話。
ペントハウスは企画が2005年、映画公開は米国で2011年11月、日本は2012年2月、「黄金を抱いて翔べ」は原作が1990年1月発表、映画は2012年1月公開。以下がその年の金1オンスの価格と1gの日本円での推移です。カッコは円ドル為替レート。いずれも年次での平均。
1990年 383ドル 1,826円(144円)
2005年 444ドル 1,619円(110円)
2011年 1,572ドル 4,060円(79円)
2012年 1,668ドル 4,321円(79円)
2013年 1,411ドル 4,453円(97円)
『ペントハウス』公開時が最高値だったのだなーと。『ペントハウス』を企画したクリス・タッカーは発案したときがっつり金塊買っておいたのかしら。高村薫も小説書いてたときにごっそり買い込んでおいたりして、そして彼女が黄金を抱いて翔ぶ日を待ってたりしたら、面白いな。