家族。 映画「ザ・ファイター」

映画を見終わってから知ったんだけど、本作品でクリスチャン・ベールが第83回アカデミー賞・助演男優賞を受賞。2010年作品。
兄のディッキーは才気溢れるボクサーになったが薬物中毒で投獄され、弟のミッキーは努力家ながら勝利出来ず…行きづまった弟は、出所した兄をトレーナーにどん底からの再起をかけて世界タイトルマッチに挑んだ!!アメリカン・ドリームの実話。
もうちょっとつっこんで作品紹介したい気もするんだけど、リアルで胸に迫るいい映画だったので、あまり多くは語らずにしておきます。物語のラスト、世界タイトルの試合のシーンでフルフルと涙流しただよ。
クリスチャン・ベールの役は本当はブラッド・ピットがやるはずだったそうで。薬物中毒患者を演じるクリスチャン・ベールの演技は凄まじく、なんというか、俳優も精進するとうまくなるのね、と改めて驚いたり。
しかし、すんごい、この映画の90年代っぷりがすんごい。当時のファッション、ライフスタイルのの作り込みといったらすんごい。みんなストーンウォッシュのジーンズ履いてるの! ステージママは白いハイヒールに薄っぺらい白のショルダーバッグ!! 
物語のキーとなる曲は、WHITESNAKEの「Here I Go Again」(これまた!!)。タイトルマッチのリングにあがる直前、ミッキーの背中を押しながらディッキーがこの曲のサビを囁くように口ずさむのですが、ここで滂沱。この曲の使い方がすごくいい。
見はぐっている人がいたら見ておくとよいと思う。
クリスチャン・ベールファンは必ず見ておくべきだとも思う。
ミリオンダラー・ベイビーで「ぐはぁっ」となった人もぜひ!
いい映画でした。
「127時間」の主人公がいやにハンサムだと思いましたが、「スパイダーマン」でハンサムライバル役をやってたジェームズ・フランコだったのかー! 今日のエイミー・アダムスはわかったよ!

2 COMMENTS

カヲル

クリスチャン・ベールの役作りの凄まじさは
「マシニスト」のガリクソンぶりで立証済みだがや。

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