新宿区は歩道は狭いけど、野良猫には手厚いっ!!!
昨日は句会でした。たのしゅうございましたことよ。
冬麗や黒野良縞野良白き野良
カモシカの足跡のあり寒波くる
ぐらぐらり猫の額に橙を
薄墨の眉の悲しき福笑い
裘雪原の丘一人なり
雪折れの樺の木くぐる子猿かな
冬牡丹歩幅小さき老いた犬
わたくし、長年、ゴルゴ13や高倉健が着るような古臭いといってもいいようなオーソドックスなデザインの「革のジャンバー」がほしくてほしくて仕方なくて、昨年末にフリーマーケットで「これだぁっ!」というのを見つけ購入し、うふうふ楽しく着用しているのですが、これがまぁ不評なこと不評なこと!!! 姉の大爆笑した姿を私は忘れない。ぬくいんですよぅー、風通さないんですよぅー、そりゃぁ確かに素材的にもっさもさした一面がないわけではないのですが、本当に暖かいんですよぅ、このジャケットの中は半袖Tシャツ一枚でも済ませられるんですよぅー(脱いだ時周囲が驚くのでそうはしないですが)。この革ジャンを着て女満別に行きたい、うっかり網走で流氷みたい、ガリンコ号に乗りたい、24時間源泉掛け流しに浸かりたいっ! そして空港近くの雪原に車を停めてつぶやくのです、「裘雪原の丘一人なり」と。これが直近の旅欲です。
※ガリンコ号は紋別だった、網走はオーロラ号でした。
※12月の句会はこちら。
えびす講兎のブローチ拾いけり
村時雨猫がじいつと人を待つ
シャンパンを高くかざして近松忌
伊勢神宮てふアトラクションや花八手
白菜の東京で買ふ不味さかな
あのもふもふジャンバーですよね?素敵だったのに!!ファーの色や質感もとっても具合が良かったっすよ。こういうファー使いも良いなって、目からウロコが落ちましたよ。なにより、よくお似合いでしたYO!!
まぁっ!ありがとう! 腹抱えて笑ってた姉にふなきはんの意見を聞かせてあげたいわ!!!
「ちょっと両腕交互にあげて」「こう?」「うははは、メスゴリラ!」とかそういうトンチの効いたDisられっぷりだったんですのよ!