映画見て月と椿の帰り道/映画「グレート デイズ!-夢に挑んだ父と子-(原題 DE TOUTES NOS FORCES)」

グレート・デイズ! ―夢に挑んだ父と子― [DVD]

本国版ジャケット。
De toutes nos forces (Bande originale du film)

フランス映画って、日本の配給元がデザインするロゴやDVDジャケットほど甘い内容でもなかったりするよね、「最強のふたり」もそうだったし、「ローマ法王の休日」もそうだったし。原題の「DE TOUTES NOS FORCES」はgoogle 翻訳先生によると「すべての私たちの強み」、日本版キャッチコピーは「さぁ、いこうぜ相棒」、あらすじはギンレイホールからまるっと!

車いすの少年ジュリアンは失業して家に帰ってくる父との再会を楽しみにしていたが、不器用な父は正面から向き合えない。そんな父に不満を募らせたジュリアンは二人でレースに出場すると決意する… 父と子が〈本当の親子〉になるまでの勇気ある挑戦の物語!

キャスト情報は公式サイトからまるっと!
監督は、大ヒットドキュメンタリー映画『エトワール』のニルス・タヴェルニエ。父親役には、フランスの名優、ジャック・ガンブラン。息子役には、オーディションで選ばれた、自身も車いす生活を送るファビアン・エロー。

ジャック・ガンブランさん・・・かこいい・・・、邦画では『カンゾー先生『』にも出演しているそうです。奥さん役のアレクサンドラ・ラミー・・・すてき美人・・・自身も障害を持つ子供のドキュメンタリー映画を作ったこともあるそうで、なるほどなるほどこれは確かにという体重の乗った自然な演技。ファビアン・エローさんも好演! 

この親子が暮らす町としてロケ先に選ばれたのはフランスの山岳地帯・アヌシー地方。息をのむほど美しい景色の中に町を築き、暮らしている人々の姿。なんとなくもっと都心部を舞台にした映画かと思っていたのでこの景色を眺められるだけでもめっけ物です。そんな山の中なのに美容室を経営してるアレクサンドラ・ラミーが「田舎暮らしかもしれないけど垢抜けてますがなにか?」という大人の佇まいで素敵、参考にしたい。親子が参加するレースというのが毎年ニースで開催されるトライアスロンのレースで、実際の大会の中で撮影したのでしょうか、エキストラなのか普通に参加された選手達なのでしょうか、素晴らしいシーンが連続していましたよ。そんでニースのトライアスロンの自転車ステージは、バリバリな山岳ステージで、えぇぇぇーフランスに生まれるとトライアスロンからしてこんな過酷なステージを走らなくちゃいけないんですかぁとガクガクしたものです。で、話が上に戻るんだけど、日本版の爽やかなロゴデザインに見合ったほどかわいらしくって甘々しい内容・・・というわけでもないんですが、父の背中と大腿筋の偉大さに見とれる素晴らし90分ですよ、みなさまもぜひー。もうね、本国版ジャケットの父ちゃんの笑顔が素敵すぎてね!!

アレクサンドラたんが着てたグレーのジャージードレス、素敵だったわ(このページのギャラリー2枚めでチラリと)。

あ、あと、そのフランスびと女性ってなんであんなに素敵なのかちらー下着から違うからかちら、と思っていたわたくし、書店でこの本を買おうかどうか随分悩んだものですが、
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
この本って、「学生時代に一年だけパリで暮らしたカリフォルニア在住のアメリカ人女性がかいたご本」なんですってね。なんか、うん、多分、求めてるのとは違う内容なんじゃないかな・・・と強く感じまして、買わずに済みそうです。

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