新しく爆弾低気圧季語となり/映画「ファミリーツリー」


HSBC の前で「OCCUPY CENTRAL」やってた。
機内で「ファミリーツリー」を見た。「ジョージ・クルーニー最高傑作」の呼び声高い作品ですが、ジョージがですね、お腹がでててですね、ハワイアン・おとっつぁんの役なんだから仕方ないんですけどね、あのジョージがですね・・・。シリアナでも、太りすぎてて最初ジョージ・クルーニーだとわからなかった。えぇーそっちに行くの? ジョージは自然体おとっつぁんコースを歩むの?!
昨日は懸案のホニャララが一段落したので、マフィアしながらアクトビラで「マトリックス」を見てみた。1998年作品。モニタが厚くて丸い時代が描く近未来。みんな夢中になったものじゃった。
マフィアとは! 説明しよう! 左手にお腹の白いふっさり猫、右手に口の広いグラスにアルコールを入れてくつろぐ時間帯のことをいうのだよ! ニャッハー!
ああいう近未来SFは衣装をしっかり作り込むほうが作品としての寿命が伸びると思う。ガタガのような選択も素晴らしいし、マトリックスの貧乏くさいボロボロ服もよいと思う。そういう意味でも、あらためて、ブレードランナーとか見直したくなっちゃうわよね、ねー。
ところで、会社員時代のキアヌが着ているスーツが、すっごください、目が覚めるほどだっさい、アメリカにもこんなださいスーツが存在するんだ、というダサさ。平成初頭のサラリーマンかよ、っていうセンスの悪いネクタイとかもすんごいださい。さらに、キアヌさん、あのだっさいスーツがそこそこ似合っちゃう。普段からあまり洋服のバリエーションがない、というかまったく頓着してないということでも有名なキアヌさんですが、あの似合いっぷりは爽快ですらある。
ケン・ローチ監督の『ルート・アイリッシュ』『ドライブ』を今月の見る見る映画としてメモしておく。

2 COMMENTS

カヲル

確かに60年代とか70年代の映画の方がいかにもSFらしい格好をしてたかもね。
むしろスーツをちゃんと着こなすか、極端に庶民的な方が今はSFに見えるかもな。
液晶が普通でこんな安いなんて、うちら未来に生きているんだな。。

返信する
スガ

そういう衣装と映画的な研究をしている本がありましたら読んでみたいものですじゃ。
液晶が普通・しかも安い・でかい、そんな近未来に、厳しい現実社会と向き合って暮らしている現代、コブラのオープニングとそう変わらないような気がしてきました。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください