シャワー浴ぶアメリカン富豪は面倒で/映画「幸せの行方」

幸せの行方... [DVD]

あらすじは映画.comから。Huluで。三連休は三本の映画を、の第一作目。
ライアン・ゴズリング、キルステン・ダンスト主演で描くラブミステリー。大富豪の御曹司デビッドとごく普通の家庭で愛情に恵まれて育ったケイティは、出会ってすぐにひかれあう。周囲の反対を押し切って結婚した2人は田舎でつつましい生活を始め、やがてケイティが妊娠する。しかし一族の血を自分の代で終わらせたいと考えるデビッドは、ケイティに中絶を強要し……。実在の不動産王セイモア・ダーストの息子ロバート・ダーストの周辺で起きた夫人失踪事件と殺人事件をもとに映画化。

二人の結婚を反対するデビッドのパパは「あんな美人にならばお前が惹かれるのも無理は無い」、二人の結婚を暖かく見守る友人は「こんな奇跡みたいな美人をどこで見つけたんだい?」とケイティを絶賛する。えぇ、ケイテイを演じているのはキルステン・ダンスト、スパイダーマンのヒロインを演じた時には「もっとかわいい子いるよね?」と言われ、マリー・アントワネットを演じた時も「王女っていうにはちょっと」などと評されたキルステン・ダンストちゃん。確かに・・・ブサイクとは言いにくいけど、特に美人だとも思わない微妙な女優さん。その彼女がなぜこの映画の中では「絶世の美女枠」に収まっているのか、頭をひねりながら見ておりました。

キルステンちゃん、映画の後半で失踪してしまいます。大金の報奨金を出して家族は情報を探し求めます。その貼り紙を、キルステンちゃん側の家族が街の中に貼るシーンがありました。モノクロコピー機でコピーされたキルステンちゃんのお顔、おぉ、確かに美人、すげー美人! セクシーで知的な感じがよく出てる。あぁーなんだろう、彼女の美女っぷりというのは、モノクロで初めて映えるものなのか? アメリカびとが好むタイプの、整った骨格の持ち主なのか? あのブロンドも確かに美のポイントの一つなのかもしれん。自然にチークをかけたような桃色の頬骨が却って美ポイントを下げているのかしらん? 謎だなー。

そんでこの話、実話なんですよね。おぉ怖い! アメリカン富豪は怖い! 金稼ぐ・稼いだ金で生活レベルを維持するってのはきれいごとだけではなかなか成されないものなのかもしれんが、ここまで手を汚すものでもなかろうと。ライアン・ゴズリングは難しい役ばっかやってるけど、もっと陽気でハッピーなやくどころをやってみてはいかがでしょうか? さぁ、マシュー・マコノヒーを見習うのです、うっかり常々半裸をアピールしすぎて、やべぇやべぇこれじゃ俺のキャリアの先がねえやと、ダラスバイヤーズクラブにぶち当たったりする俳優人生をぜひ!

ダラス・バイヤーズクラブ(字幕版)

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