人生に甘みも必要涼新た

 
NYで記者を夢見て調査員として働くソフィは、恋人のヴィクターとイタリアへ旅行へ出る。ロミオとジュリエットの物語の舞台となった美しい街ヴェローナを宿泊地に定めるが、旅行から帰ったらイタリアンレストランを開店させることになっているヴィクターは、産地をめぐったり買い付けしたりで大忙し! ほっとかれたソフィはふとしたきっかけでイギリスからやってきた老婦人とその孫の旅につきあうことになり・・・・
そんで物語はハッピーエンドなんですけど、なんというのでしょう、ラストに

となるシーンがあり、客席全員が椅子からズリ落ちたような気がします。いやー甘い甘い、歯がきしむほど甘い、ルノアールのココアより甘い。イタリアの農園をめぐる旅は美しく、アメリカ女には、ヨーロッパの緑豊かな地方をまわりつつ、うっかり恋におちるという映画が、数年に一度は必要なんだな、と改めて思いましたよ。よよよ。イタリア観光協会の尽力もよく伝わってくる映画です。
その他、佐藤愛子「血脈」中巻読了、日本橋でアートアクアリウムを見たあと、獺祭のスパークリングワインを飲んであまりのおいしさにおかわりしちゃったりした8月最後の日曜日でした。あれは本当においしかった。





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