会って三分で相手を恋に落とすことも厭わないショーン・コネリー演じる007が、ロシア美女と恋に落ちたり任務を果たしたり、オリエント急行殺人事件だったり、妖艶なベリーダンサー、カーアクション、ヘリとのアクション、船とのアクション、最後に肉弾戦、そしてまた船の上で色男と色女がですね、えぇ、なんですか、あのエンディングは、まったくもぅ! という映画でした。「ドクター・ノオ」に比べてサスペンス色ある構図があったり、お金もかかっています。この時代、映画に出てくるものは背景以外ほぼほぼ本物の時代ざましょ、その中でヘリを一機撮影で潰すんですから、そりゃもう剛毅なものです。
1963年作品です、えっ、なに、第2次世界大戦が終わってから20年経ってないのに、イギリス人は情事の前には必ずドンペリを空けていたのですか! 「魚料理に赤ワイン? さてはおまえ共産主義者だな?」だの「3.5度以上のドンペリは飲んじゃいけないんだよ(これはゴールド・フィンガーから)」といった薀蓄たれてたんですかっ!
悪者が白い猫をもふもふしながら悪事を企むシーン、これを見てゴッド・ファーザーのあのシーンが作られたのですな、うむ! このかわいい猫ちゃんはペルシャ猫。愛くるしいですな、うちのノルウェーからの刺客には勝てませんがな、ぶははは。
で、この作品のボンド・ガールは、ダニエラ・ビアンキさんというイタリア人女性です。大変な美人! 素敵な人だなぁー。日本のタレント・ローラちゃんってちょっとダニエラさんに似てるね。ローラちゃん、再来年公開の『バイオハザード』へ出演するそうですが、ダニエラさんのおちゃめで、だけど決して頭の悪くない振る舞いを見ていると、ますますローラちゃんを思い出してしまいました、往年のファンの方には怒られるかもしれないけど。
こちらから今昔ボンド・ガールのあの時と今画像がご覧いただけます。本当に、世の中には、妖怪トシトラズなリアル美魔女がいるもんなんですなぁ・・特にハル・ベリー・・・なんだあのひとの美しさは。
http://www.slideshare.net/jclauria/bond-girls-then-now
これ見て思ったけど、こういった種類の人達が年取った頃の写真を流出させるなら、ドレス姿より普段着のほうがよっぽど印象いいね。
グレイシー・ジョーンズの今に会えると思わなかった…
あの迫力あるおねえさまね!
私にとって007とはこういう脳天気で
「任務もあるけど、美女優先」みたいな
楽しい映画シリーズなんですよ。
ダニエル・クレイグはんには悪いけど、
暗い過去とかまじめなスパイ人生とか要らないの。
ダニエルさんの007、ナンバーを襲名した別の人なんじゃないかと…。
だってあの人、任務より女じゃないよね、絶対。
「バットマン ダークナイト」以降、「ヒーローたるもの苦悩しなくてはならない!」ってなったんだと思うよ。またそれもトレンドが変わるといいね。