108人枢機卿大行進/映画「ローマ法王の休日」

 
去年、「最強のふたり(原題 Intouchables)」を見に行った時かその前後で予告編を見て、気になっていたけど結局見はぐり、ギンレイホールにやってきたので行ってきました。「いやー、俺は法王になんかなりたくないーちょっとそっとしておいてー!」と逃げ出す次期法王・メイベル、テンポよいコミカルな音楽に載せて、市井の人々とふれあううちに彼はひとつの決心をする、そういう予告編で、なんというかゆるふわ映画な予感をたっぷりとさせていたので気軽に見に行きました。
うーん、しかしまさかの衝撃の結末・・・。
ていうか、予告編、ゆるふわっと作りすぎじゃね?
それはそれで興行的に仕方のないことなのかなぁ。
私は、今年1月、ベネディクトさんがローマ法王をおやめになるといったとき、そうか、「彼もどこかで『ローマ法王の休日』を目にしたのね」と思ったものだったのですが、うーん、本当にそうだったのかも。
物語は、世界中から枢機卿が集まるコンクラーベの様子から始まる。日本人枢機卿役の人もいたし、北米大陸、南米大陸、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、アジアの枢機卿世代のおじちゃまたち大行進の映画でもあります。オセアニアの人たちがよい味出してたの。そこらへんがちょっとほのぼのしてたので気を緩めてしまったのだけど、「えーこれで終わりー? そうか、これで終わりか」という結末でした。よい俳優さんぞろいの映画で、機会があればぜひー。
イラン映画「別離」を見はぐったのが痛恨・・・。

金曜夜は、「アベノミクスをどう生きるか」という議題で飲んでました、青山のしまだで、自営ギョーズで。久しぶりに行ったしまだ、業界人占有率相変わらず高いし、カレーうどんは絶品でしたし。木曜は神楽坂で、おいしい品のいい蕎麦屋さんを見つけたんでした。中日も連勝してるし、いい五月ね!

今年のギンレイホール鑑賞履歴中間報告
☓ 別離
○ 桃(タオ)さんのしあわせ
☓ 風にそよぐ草
○ 声をかくす人
○ 最終目的地
☓ 人生の特等席
○ ミラノ、愛に生きる
○ 思秋期
○ それでも、愛してる
○ あの日 あの時 愛の記憶
☓ リンカーン弁護士
○ ロック・オブ・エイジズ
○ 苦役列車
☓ 鍵泥棒のメソッド
○ ルート・アイリッシュ
○ アルゴ
☓ 星の旅人たち
☓ キリマンジャロの雪
☓ テルマエ・ロマエ
☓ 桐島、部活やめるってよ
「ミラノ、愛に生きる」の美麗マダムがまだ脳裏にやきついてるのよー。

2 COMMENTS

ふなき

これ、観たかったヤツです。そうか、ギンレイホールでやってるのね・・・。
小さい会社の管理職でさえ気が思いというのに、全カソリックに君臨する神の代理人なんて、そらぁさぞかし重圧だろうなあ、と、近年の2度のコンクラーベを眺めておりました。是非みに行かなきゃ。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください