シンゴジラ猫ちゃんあるある物語/映画「シン・ゴジラ」

【映画パンフレット】 シン・ゴジラ SHIN GODZILLA 監督 庵野秀明 キャスト 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ

以下はもう映画のお話まんまなのでー。ここ数日で読んだキンドル本を並べてスペースを濁すよ!

2010年11月あたりはこの国の若者はどうして蜂起したりしないのか、こんな生きづらい世の中なのに、誤解しないでもらいたいが若者を哀れんでいるわけではない、わたしはいまの若者にまったく興味もないしと言ってたおじちゃんも、3月11日には大きなショックを受け、其の日の様子をこのエッセイで語るのは翌2012年の欄で。彼が言葉にするようになるまで1年かかっているのです。おじちゃん、あんまり老け込まないでー。でもものすごく「老け」を受けいれてますねー。

元気でいてー!田辺聖子さん、元気でいてちょうだいーーー!

豊田泰光さんが亡くなったねぇ。誤嚥性肺炎だと聞きました。彼も老いていってしまったのね。今日で母が亡くなって一ヶ月となるのですが、この一ヶ月の長かったこと。最初の一週間こそあれよあれよと進んでいるような気がしていましたが、そこからが長かった。そして父親の体調がびっくりするくらい悪くなっている。誤嚥性肺炎もこの前やった。あれやると、老人は死ぬんだなーって、そして豊田さんもしっかりしてるイメージで居続けましたが、誤嚥性肺炎ってことは・・・などと思いを巡らせているところです。

 

 

そしてシンゴジラ猫ちゃんあるある物語!

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016(第二形態)

出来損ないの醜いポインコちゃんみたいなシン・ゴジラの第二形態のフィギュアがあるんだ、プププ・・・。下はビッグサイズになって東京湾に戻ってきた上陸ゴジラちゃん。

シン・ゴジラ プレミアムフィギュア 【ゴジラ2016】

 

その上陸ゴジラちゃん、武蔵小杉の高層タワーマンション群の中を、猫のように尻尾をゆーらゆらさせてマンションを一つも倒さず進撃の中原街道でございます。庵野監督のうちの猫ちゃんの尻尾の動きを再現してますよね、えぇ、だってうちの猫と同じ動きなんですもの、わかりますもの、あの尻尾が猫ちゃん由来だってことに! 

霞が関直前でアメリカ軍が「脊髄損傷させたるわー」って方向で第四形態を撃ち抜きますでしょ? あのシーン、ゴジラが痛そうで痛そうで可愛そうだった。「ちょっとお散歩しただけでなんでこんな目にー!」と言ってるように見えました。あぁ、うちのウカ様もそう! ちょっと机の上をお散歩してキーボードを複数踏み抜いただけで、飼い主にしっぽを掴まれるんですもの! ゴジラとウカ様の共通項、それは、立派な尻尾! あぁ、シンゴジラは、もういいよ、ウカゴジラってことで!

そして痛みと怒りで体を震わせる上陸ゴジラちゃん、このシーンに至っては「これから、GERO吐きます! GERO吐きますよー! 立派な一本GEROをこれから床に吐きますので、さぁ、そこの下僕め、わたしのGEROタイムに備えるのです! さぁ! 残された時間はわずかですぞよ!」とえずくシーンにしか見えません。そしてそのあと上陸ゴジラちゃん、紫色の謎の物体を、幹線道路に沿ってぞばーっと・・・。「いーやー! 胃の形そっくりの毛玉がぁぁぁ」と飼い主が頭を抱えるシーンまで思い描かれます!

霞が関あたりから東京駅まで移動したゴジラちゃん。わずか数キロの移動でしたが、そこで動きが止まっちゃうゴジラちゃん。よーしよしよしよし、ここからが日本政府の反撃だープロフェッショナル仕事の流儀だープロジェクトXだーとばかり、化学プラントをフル稼働させて作戦開始! 
『よーしよしよしよし、これでゴジラちゃんを困らせることができる準備も整ったー! 男の子が大好きな働く車で大作戦を開始だー!』となったあの作戦、横たわったゴジラは意識を失いパカっと口をあけている、そこをめがけてクレーン車が謎の物質を注入するシーンは、麻酔をかけて口腔手術を受けてる猫ちゃんにしか見えなかったし、その後、くわっと目が開きキシャーっとアレをアレするシーンなんて「いやーん、手術いやーん」と暴れる猫ちゃんにしか見えませんでした。

そういうわけで、わたしにとっては途中から、あの立派な尻尾を持つゴジラが、立派な尻尾を持つうちの猫にしか見えなくて『うちの猫に何してくれんのよー』と思ったり、『しかし、いやー、楽しい、庵野監督がプラレールぎっちりの部屋で電車の模型を掴んで擬音出しながら遊んでるシーンしか思い浮かべることができないぃぃ』と唸ったり、ほんとに大忙しの映画でしたわ。

また見に行くか。

歴代劇場二度見映画は『127時間』と『マッドマックス』の二本だけです、てへ☆

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