ギンレイホールで。あらすじはギンレイホールのサイトから。
2015年/イギリス映画/英語/104分 監督:マイケル・グランデージ
敏腕編集者パーキンズの元に無名の若手作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。その才能を見抜いたパーキンズは出版を約束し、膨大な枚数の原稿を編集して処女作をベストセラーに導く… カリスマ編集者と37歳で生涯を閉じた天才作家のベストセラー誕生秘話と、波乱に満ちた二人の友情と闘いを描く実話!
黒く髪を染めているけどこのチャーミングな鼻っ柱を持つ美人、ニコール・キッドマンよね、ふむ、わかる。
この忍耐強い仕事好きな編集者は、コリン・ファースね、キングスマンであり英国王のスピーチね、これもわかる。
で、この作家、「天使よ故郷を見よ」を執筆したトマス・ウルフを演じているのは・・・えーっとジュード・ロウに見えるんですけど、頭髪が中高年ヴィクトル化してなくもないんですけど、ぎょろぎょろした不審者みたいな目なんですけど、顔の骨格もゴツゴツ角ばっているんですけど、これってもしかしてジュード・ロウなんでしょうか、すっごくジュード・ロウっぽいんですけど、ジュード・ロウってもっと美麗な存在じゃなかったでしたっけ、ジュード・ロウなんでしょうかー!!!!!
そして迎えたエンドロール、彼はやっぱりジュード・ロウでした。ガタカのときの優秀な遺伝子を持つ青年はどーこーにー!
映画の上映中、首をガックーンとさせて寝ている人が多数見受けられ、「あー、結構みんな寝てるんだなー」などとスクリーンとともに眺めていたらわたくしも一緒に眠りの都へ。映画でいうと「そこ見落としたら意味ないですやん!」な起承転結の「転」のところですやすやと。あらあら、もう、私ったら。
さて、物語の主人公の敏腕編集者マックス・パーキンズのWikipediaはこちらから。『華麗なるギャツビー』のフィッツジェラルドや『武器よさらば』のヘミングウェイ、そして本作品の『天使よ故郷を見よ』のトーマス・ウルフらをベストセラー作家に導いた人。こういう人がいて、アメリカ近代文学が成立したのかと思うと、感慨深く鑑賞しました、途中で寝ちゃったんだけど。