amazonの電子書籍のラインナップをチェックしたら「え、あれもこれも新しい巻が出るのー!」とニヤニヤしながら1日一冊以上買わないようにして、惜しみながら新作を読んでいます。
ふしぎの国のバード
明治維新のさなか、日本にやってきたイギリス人女性探検家が蝦夷を目指していく実録ロードムービー。今回は、イギリス人紳士が大変に怖い、怖いです。あの奴隷映画のマイケル・ファスベンダーの怖さです。というか、あぁ私たち日本人は、西欧列国から見たら奴隷以下に扱ってよい人種だったんですね、といま気がついて恐ろしくなったよ、ガガーリン。
日本は西欧化を目指した頃から「裸は恥ずかしいもの」という文明も輸入されてしまい、裸禁止国となっていきます。それまでは男女の風呂も混浴で、別に胸や下腹部にエロいものを感じることもなかったのに、政府が「裸禁止!ノーモア裸!」としてしまったものですから、さぁ大変。そのとき植え付けられてしまった「羞恥」という概念が、現代のアダルトビデオの局部のモザイク加工につながっているそうな(というのを昨日、タンブラーでどんぶらこっこと流れてきたテキストで読んだ)。今回はちょうどそのタイミングに物語が差し掛かります。あわせてぜひ!
海街diary 8巻
吉田秋生の鎌倉若草物語。チカちゃんの「お母さん像」のエピソードが心にぐっときて辛いけど、チカちゃんのお話はよかった。シャチねえもよかった。物語がゆっくり進んでいくのが本当に気持ち良い。みんなでこの家族のことを見守っていきますよ。
以降、これから読む本
海月姫 完結巻
レビューを読むと「バッタバタで慌ただしく終わった」「なんとかまとまった」という感想が多く、まぁそうだよねぇ、そうだよねえ、でもね、でもね、まだ終わらせるだけ、えらい!!! と思いながら近々読む予定ですよ。えぇまだ終わらせるだけ、ほんとーに、えらい、と思います!!!
以降、リストアップのみ。
12月
おこづかいが足りないよぅ。
あと、今更なんですがウォーキング・デッドを見始めた。あぁもうこの「親友のマブダチなのにほにゃららにほにゃしちゃう」のあの髭が!!! たまに全然ゾンビとしてなっちゃいないゾンビさんが映り込むのがにクスリとさせられますな!
ウォーキングデッドは走らない正統派なんで、人間模様が中心のドラマとしてよく出来てますよ。微妙に違う原作マンガも面白いです。
伊藤潤二さんの漫画で「走らないゾンビが正統派」というのを知り、なるほどなるほどと感服した次第。一日一話ずつ見ていく予定です。見終わるのは来年2月とか3月になるのかな。