凱旋門晴れ黒人のソーダ売り-ロンドン日記その6 ユーロスターで日帰りパリ


ロンドン行ったらユーロスターに乗ってみたいじゃないすかー、といとこちゃんと連れ立って、土曜早朝のキングス・クロス駅、地上線のセントパンクラス駅まで。出国手続きというか入国手続はあっさりしたもので、セキュリティチェックを受けたのち、フランス人の入国管理局職員がちらりとパスポートを見て、そのまま待合室へ。へっ、これでイギリス出国したの?、って感じのあっさりさ。

待合室はガラス張りでシャレオツ。売店はあるけどよいお値段でガクガクブルブル。

ホームに降りてユーロスターに乗り込む。ロゴはナウいが車両はきたないなー。というか、日本の新幹線が綺麗に整備されすぎているのか。

イギリスの郊外、フランスの穀倉地帯を見ながら一路パリへ。ロンドン・パリの時差は1時間、所要時間は約2時間半。
パリ北駅について、まずはそこから歩いていけるノートルダム寺院へ。

現地の鳥ちゃんも巣作りしたくなるすてき物件!

はうー見事なステンドグラス!!!

なんて美しい!

この色使いも素敵!

さすがのわたくしも敬虔な気持ちになるわ!

ノートルダム寺院で1時間ほどじっくり見たあと、近隣のカフェーで愉快にランチを。そのあと通りかかったパリ市庁舎?の建物。
いとこちゃんがユーロの現金を持っていてくれたのもあって、とうとう一度もユーロをおろさずにクレジットカードで滞在しとおす。地下鉄の回数券もクレジットカードで買えちゃうのよねー、便利よねー。

ウッディ・アレンの映画でこういうの見たような気がするー!

しかし半端ないテーマパーク感が・・。
建物の大きさが圧倒的。私には圧政の音が聞こえるんじゃ。こりゃー民衆の唄とか歌いながら革命おこしたくもなるわー。

お次はルーブル! これは裏門から。

ツール・ド・フランスで映るアレだね。

大人気の戴冠式!でっかいのぉ・・・。

こちらも大人気。しかしモナリザもこの位置だと超フランク・・・。
ルーブル美術館ではミロのビーナス、ニケ、ティクビつまんでる絵、フェルメール、いかさま師などなど「これだけはみんしゃい!」という作品群を駆け足でスタンプラリー状態で見倒す。それでも2時間必要で、思いの外時間を食ってしまいました。もう一度行かないとねー。

地下鉄をちょっと乗って凱旋門まで。思ったよりでかい。

シャンゼリゼでお茶したのち、通りを散歩。革命祭の準備をしてる人たちでいっぱい。俳句の季語で「パリー祭」というのをよく見るけれど、現地で見ると感慨もひとしお。これはひとつ俳句にせねば!

その後コンコルド広場まで歩く。ツール・ド・フランスのパリ周回コースで走るところよねーと感慨深く。こんな舗道を、あんなほっそいタイヤで・・・! プロってすごいね。

振り返るとエッフェル塔が。もう帰国のお時間です。

ロンドンに比べて緯度がだいぶ低いから、日が暮れるのも早い。現地午後7時半のユーロスターに乗って、ロンドンまで。密度濃くて楽しい滞在でした。
エルメス本店でうっかりしゅてきなハンドバッグに出会ったらどうしましょう、個人的には葡萄色のプリュム・エランあたりを狙っているのじゃが、イシシ・・・などと考えていたものですが、安心しろ、自分、そんな時間は一秒たりともなかったね☆ なかったねぇー。しかし、密度濃かったねぇ。
http://www.eurostar.com/uk-en

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