炎天のアウェイでがんばるジョコビッチ-ロンドン日記その7 ウィンブルドン男子決勝会場まで行ってみた(入れなかったけど)

7月7日日曜日、福島では七夕賞が開催されていたその日、ロンドンではウィンブルドンで男子決勝戦が。滞在中はずっとBBCのスポーツとニュースを見ていて、スポーツチャンネルはずーーーーっとと言ってもいいくらいウィンブルドンの様子を放映してました。ひとつのゲームの終わり40分くらいをそのまま放送、試合終了後のインタビューをちらりと、という感じの60分弱番組をずーっとぐるぐる使い回しながら。ニュースに挟まれる天気予報はすべてウィンブルドンの会場からで、おぉぉ、静かながら盛り上がっているのかな、という感じではありました。アパートメントの最寄り駅がウィンブルドンまでの地下鉄で一本でつながっているので、午後に現地会場のまわりまで様子を見に行くことにして、ひとまず午前中は、装飾美術品や工芸品が集められているビクトリア&アルバート博物館へ。

赤いしゅてきな建物です。当日は天気もよく、噴水が開放されていてちびっこたち大歓喜!

日本のコーナーへ。東芝が提供していました。アメリカ人とおぼしき老夫婦のご主人が根付について熱く語っていて、その奥様がまったく感心を示していない様子にクスリ。

ロンドンで日本のいい笑顔に出会う。

トイレがとてもかわいい!

ウィリアム・モリスが手がけたシックなカフェでお茶をしようと思い足を運んでみたのだが、こっちのギャンブルの部屋のがゴージャスで愉快じゃわい、とニマニマ見上げながら休憩。

日本にいたらまず頼まないような陽気な名前のお酒(だったのかな?)をいただく。きゅうりといちごとオレンジとミントで、きゅうりが、きゅうりが、真露感を醸し出すきゅうりが・・・。

ゴージャスなアパート街を歩きながらホテルに戻り休憩。試合が始まった頃を見計らって地下鉄駅へ。

あっさり構成の地下鉄。ウィンブルドンへはDistrict Lineで。空港直結のピカデリーラインは地下4階。ウィンブルドンという終点駅があるけど、Southfields という駅で降りると便利と改札のホワイトボードに貼りだしてあった。

ちょこっと地下を走って地上線へ。駅を降りるとホームがテニスコートに!

かわいらしい町並みを歩いきます。

観客の駐車場と化した近隣の公園と日光浴の人々。

会場入口まできたー・・・はい、チケットもなにもないので一番接近したのはここまで。歓声が会場のぐるりと外まできこえてきて、このアウェイの中でジョコビッチはよく頑張ってるなぁと感心する。いや、ほんと、『77年ぶりの英国人選手が優勝するかも!』というところで、ジョコビッチさんよくがんばったよー。

市内に戻り、夜8時にロンドンの新名所「The Shard」へ。
今年2月に開業したばかりのロンドンで、いえ、イングランドで、いえ、西ヨーロッパで一番高い建物、どやっ! 西ヨーロッパで一番高いといいましてもですね、あなた、高さ308m、スカイツリーが634m、東京タワーが332m、ミッドタウンが248m、六本木ヒルズが238m、あべのハルカスが300m、横浜ランドマークタワーが296m、そういう建物のある社会に暮らしてますとねぇ・・。
とはいうものの、東京タワーのてっぺんと同じような高さからロンドンシチーを見下ろす機会というのもなかなかないでしょうから、とトライしてみました。実は、その前々日、この建物の下まできて入場料の馬鹿高さにびっくりして、予約して改めてやってきたというもの。だってだって当日の予約で£29、全日までの予約で£25、「いますぐ入りたい!」コースだと£100!!!! あほかー! 展望台に15,000円ってあほかー!!!! そんなわけで日曜日に行くことになりましたの。
エレベーターは30階あたりで乗り換え、最上階へひゅんっと。エントランスで「上にトイレないからねっ!」と念を押されて、まっさかーと思って登ってみたらやっぱりなかった。あぁ無駄な設備は作りこまなかったのね・・・。

しかしロンドン、この時点で午後8時40分、緯度が高いので全然日が沈まない、夜景の時間にまったくならない! 五輪の中継でよく見た橋だーと写真を撮りながら暗くなるのを待つ。

午後9時過ぎ、ようやく日が沈む。綺麗じゃった。

中はこんな感じ。屋根が一部あいてて、平たくいうとオープンエア。きゃっ☆ 設計は関西空港や銀座のメゾン・エルメスを設計したレンゾ・ピアノ。外から見た美しさもさることながら、展望室も美しゅうございました。

夜景らしい夜景タイムに!

聖ポール大聖堂と夜景。
「The Shard」はウェブサイトもよくできてて、勉強になります。グッズ売り場で狐のぬいぐるみを見つけ、自分のおみやげに買ってきた。さすが狐狩りの国、よく見慣れた動物はかわいらしく作れるものじゃないですか、しかしなんでまた狐がキャラクターになったのかちら、などと思っていたところ、帰ってきてBBCのこのニュースを見つけ、ひゃああと驚いている所。
Fox lived in the Shard skyscraper at London Bridge
建築途中の高層建築に紛れ込んだ狐のロメオちゃんがキャラクターになっていたのか!
 だからヘルメットもかぶり、建築員用のジャケットを着てるのか!

このぬいぐるみのかわいさがいまいち撮影しきれない・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください