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時差ボケがなおってないらしくて変な時間に目が覚める日が続き、今朝は朝3時に目が覚めた勢いで6時の電車に乗り高尾山までふらりと。普段55分かかるコースを50分で歩き、軽い達成感を。
高尾山のもみじ台から富士山が見えるのよ。夏富士はかっこういいなぁ。
薬王院のあたりは紫陽花が盛りで、淡いかわいらしい色のピンクや薄水色の花を楽しめます。
帰って昼寝してから夕方の国立新美術館まで、「貴婦人と一角獣」展を見に。家を出た瞬間、ゲリラ豪雨に遭い、魂が折れたけれどもまけずに乃木坂まで。ワンピースの裾をしぼると水がじょわっと出てくるほど濡れた。
フランス国立クリュニー中世美術館の目玉展示品である六連作のタペストリー「貴婦人と一角獣」を中心とした展示で、会期は7月15日まで。み○き○さんと。祇園祭の山鉾遵行でかかるようなじゅうたんみたいなもんなんでしょーとタカをくくって見にいきましたが(時代的にはこちらの展示のが100年ほど昔)、予想を上回る繊細なつくりのタペストリーに、「典雅」という言葉はこういうもののためにあるのねーと感動する。おとぼけ顔の獅子とユニコーンもさることながら、子ライオン(はうっ!)、子犬(はうっ!)、多産のシンボルのうさぎ(はうっ!)、千花模様の花々(はうっはうっ!)、中世ヨーロッパ人やるじゃーん、とうなりたくなる素晴らし・可愛らしい品々でうっとりして帰ってまいりましたわ。音声ガイドがあるとより深く楽しめる展示ですので、みなさまもぜひ! 15日までなんだけど。
そのあと日比谷でトルコ料理を食べてるお友達たちの食卓におじゃました。前日、「トルコってなに食べてもうまい恐ろしい国なんだよ!」というエッセイマンガを読んだばかりだったので、んもうなにこのツボ加減、とハフハフいただく、おいしかたー。よい休日じゃったー。
数年前、松屋で開催された祝・ミッフイー50歳展ほどではないのですが、
新国立における、最近の企画展示もののミュージアムショップの危険度と言ったら!
ウサギグッズの購入は、まあ、お約束ということで。
青磁色の風呂敷に、危うくカードを取り出しそうになり、あわわ…。
お風呂敷、いいお値段でしたものねえ。絵葉書だけで我慢するよう、腿にクサビ打ちながら見てまわりましたわ!