山梨が果物王国になったわけ

日帰りで山梨市のほったらかし温泉に行ってきた。山梨は気持ちのよい梅雨の晴れ間じゃったよ。

私は、実家に帰るとき、中央道を通ってゆくのですが、甲府盆地は大変馴染みのある風景となっています。関係ないけど、あぁ、いま、猫が私の右腕を両前足でがっちりフォールドしてて超困る(ニヤニヤしながら)(そして噛まれた)。連休の間、あるツィートがきっかけでウィキペディアのこの項目を夢中になって読んだ。

地方病 (日本住血吸虫症)

「この項目では、甲府盆地における日本住血吸虫症撲滅の経緯について説明しています。一般的な風土病としての広義の意味の地方病については「風土病」をご覧ください」とある通り、これがもう一冊のプチ新書ってくらいの濃い内容で、読み終わるのに数十分かかりました。ある地域の稲作農家の人々が田植えや田の草取りの後「泥かぶれ」という症状にかかってしまうと、その人は、ほぼ死んでしまう。死んでしまうとわかっていながらも土地を離れることもできず、稲作を続ける。土地固有の問題だと思われていたが医学の発展と研究者たちの地道な努力により、これは日本住血吸虫という寄生虫が原因ではないかと突き止められ・・・。

続きは是非Wikipedia の本文を! いやぁすごい、もうすごい、人間の努力と知恵に本当に驚かされます。これを読んでから、サービスエリアや道の駅で目にする山梨の果物がすべて愛おしくなり、昨日は佐藤錦を「ぐへへへへ」というくらい買い込んできましたよ。ぐへへへ。あとね、この前、実家に一個で「ぎゃっ!」というお値段の宮崎産マンゴーを買って帰ったら、大変美味しゅうございましたよ、普段食べ物の感想などまるで言わない父ちゃんでさえ「うまい・・・」とうなっておりましたよ。日本の果物農家のみなさんの努力と愛と知恵、本当に素晴らしいものだと思う。そういうものに囲まれて暮らしてる私たちってほんと幸せよねー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください