算数の苦手な会社のパッケージ(ツアー)/ミュンヘン三泊四日・機内1泊弾丸ツアー その1

お正月に某旅行代理店のサイトで欧州破格パッケージツアーを見つけた。

成田早朝発スイスエアで行くミュンヘン5日間(機内1泊)、ほほぅ、安い、どう考えても安い、算数が苦手な私にもはっきりとわかるほど安い。日程調整して申し込んだ数日後、その代理店から「成田発じゃなくなるんですけどいいですか?」と電話が。「えっ、まさか催行人数満たずで関空発とか?」などと警戒したら、「羽田早朝発ブリティッシュエアウェイズに変更です」とのこと。
ウェルカムでございますー、わたくし、JALっ子ですので大歓迎! 往復10時間ほど遠回りになっている気がしないでもないですが、成田に行かないだけでスカイライナーの往復五千円分と京成上野までの往復タクシー代が浮いたことになったし、スターアライアンスのスイスエアより同じワンワールド加盟のブリティッシュエアウェイズなら各所でラウンジも使えるし、マイルも貯まるしで大歓迎でございます、というやり取りを経てから出発。

そしてツアー開始。現地で同じツアー参加者の方と情報交換していくと、このツアー、破格値なのになんでか人気がなかったらしく、フライトを変えたり、その他諸条件をグレードアップしてきてこの体裁になった模様。この代理店のこの企画、ほんとに赤字になってるんじゃないかって心配になってきました、現地では思いっきり楽しんだけど。

 

往復のフライトで映画を6本~7本見て、立ち寄れる乗り物のラウンジは全部立ち寄って、ドイツに着いたらアウトバーンを走って、ベンツのタクシーに乗って、「ドイツのビールは世界イチィィ」とにやにやつぶやきながら布のテーブルクロスが掛かった青空の下のテーブル席でビールを飲んで、ドイツ名産・シュタイフのテディベアを自分のお土産に買って、モンブランでボールペンを冷やかして(伊勢丹で株主優待で買うのとそんなにお値段変わらなかったのでほんとに冷やかしただけ)、特急電車に乗ってちょっと遠出して、バリバリの観光地を楽しんで、絵葉書になってるようなお城や美しい風景を楽しんで、できたらアルプスの山々も目に収め、古く美しい街並みを歩いて、デザイン大国ドイツならではの機能美を街やホテルのあちこちから見つけ、地元の人に愛されている公園を散歩して、現地のワインをがぶがぶ飲んで、地元のスーパーに立ち寄って友達へのバラマキ系お土産はそういうところで買って、チョコレートケーキを食べて、シャンパンを飲んで、一瞬モーツアルトとかヨハン・シュトラウスとか聞いちゃったりして、郊外の民家をちょっと眺めさせてもらって、できたらアーモンドの花とか見られたらいいなー、南ドイツでは咲いてるのかなーなどと意気込んで飛行機に乗ったけど、その全部が堪能できたよい激短旅行となりました。

この話、続きます。

 


買ったシュタイフのミニテディベアちゃん。わずか10cmの体長だけど、5箇所動くかわい子ちゃん。日本で買うと税込10520円だけど、現地だとその日の為替で6500円じゃった。今回の旅で一番高いお買い物となりました。


iPhone5 SE より、小さいのよ! なのにあのモヘアで腕も足も首も動くのよ! やるなー。

ちなみに並行輸入だと7800円。ほえー。

 

シュタイフ ミニテディベア ブラウン 10cm MINI Teddy Bear Browne <並行輸入品>

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