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プロ野球2017 キモノの国のエクソダス

旅ゆけば

香港のちょいと先までハノイまで/3泊5日ハノイツアーの巻

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ハノイに行ってきましたよ。


偉大なるホー・チ・ミン廟。ホー・チ・ミン氏は「僕が死んだら火葬にしてね」と言ったんだが、ホーチミン市の人々があなたのお姿を見てないですから、と永遠にその姿をとどめているのなそうな、ソ連の技術で。カメラ、飲み物などはすべてガイドさんに預けて中に入ります。私語は禁止、手をつないでる欧米の老夫婦カップルは「腕をほどけ」とジェスチャーで指導され、ご遺体のまわりは8人の兵士が警護にあたり、なかなかの緊張感を味わいました。


文廟。孔子を祀っているのですな。以下、街の風景を。


頭のよい運び方。


いろいろが過密。


写真ではまったく伝わりませんが、大変な車とバイクのクラクションの音。あたしゃこんなやかましい街は生まれて初めてですよ。


軒先で鳥を飼う人が多数。かわいらしい鳴き声とクラクションとのギャップが。


街の中心の大聖堂。


電線も過密。


軒先で食事をとる人たち。この小さい椅子が大変重宝しそう。


お正月の準備。月末から旧正月。旧正月をテトと呼びますが、現地の人は「テット」と発音してました。


ツアー会社経由で水上人形劇を。代理店経由だからか前から2列目の大変見やすい席でした。万国に共通して理解できる内容で、居合わせた欧米人の笑いの沸点の低さをよく理解できました。芸も細かかったし、面白かったです。外国人が人形浄瑠璃を見ても、やっぱり伝わるんだろうなぁ、とも思いました。


鑑賞後、このキラキラシクロに乗って旧市街をお散歩・・・・・




多くの人に注視され、大変恥ずかしい思いをしたものですが、あのバイクの渦の中を切り分けるようにして進み、この都市の過酷な交通事情を肌で理解できよかったです。バイクもベンツも人間も同じ声量と存在感で「どけどけどけー!」とクラクションを鳴らすのですよ。


翌朝のハノイの空、現地午前6時頃。はい、これは大気汚染。2007年に行ったソウルも5km先のビルのてっぺんが見られなかったりするほどひどかったけど、こっちもなかなかにすごいです。機内で使うために使い捨てマスクを複数枚持っていきましたが、この日からはマスク着用で出かけることにしました。うがい薬があるといいね、マジで!
「ハノイ 大気汚染」で検索するとNHKのpm2.5の情報サイトが出てきますが、まー見事な汚染っぷり! あとで知ったのだけど、東南アジア一の汚染っぷりなんですってねー。昔の四日市とかもこうだったのかしら。石原都政を見なおしたりしちゃうじゃないですか! いやすごい、ほんとすごい、埃っぽい、喉ガラガラ。

自力で旅程組むのが面倒だったのでシンガポールに引き続き、今回も旅行会社のパッケージツアーです。よいホテルにしましたが、よいホテルは・・・よい。こんなよいホテルなのに、ハノイは物価が安いので、バーでビール飲んでも一杯450円、レストランで気の利いたワイン頼んでも1杯1000~1200円くらい。静かなよいホテルで、夜ぐっすりくつろげたのは大きかったです。


この日は世界遺産のハロン湾まで。途中、焼き物の町「バッチャン村」へ立ち寄ります。


ここにも小鳥が。炭鉱のカナリヤ的存在なのかしら・・・


割りとチャーミングな焼き物達。


ハロン湾はハノイから車で150km、高速道路など使わず普通の道を使って行くので片道3~3.5時間かかります。後半20kmほど工事中の箇所があり、なかなかの交通の難所。どこまで行ってもスカッとした青空が見えないものなんだなーと外を眺めながら、Kindleで本読みながら、うとうとしながらの旅を。そしてついたハロン湾。ここで小さな船で湾内を移動。テーブルクロスとナプキンが用意されたきちんとしたテーブルが用意されて、ちょっぴり法外な値段の白ワインのボトルをテーブルで居合わせた人たちとシェアして飲んで、波状攻撃の土産物売りを交わしながら目的地まで。船内では米ドル・日本円が使えますが、円安のいま、当然日本円のが割高ですわあね、あぁん、つまんない。




ハロン湾ってこんなところ。割りと大きめな宮古の浄土ヶ浜ですな。


しばらくすると船着場に。船を降りて鍾乳洞のある島へ。



ティエンクン(天空)鍾乳洞というそうです。鍾乳洞の概念を覆すデカさとおおらかさ。


鍾乳洞を出て、外の空気を吸う。停泊中の観光船の多さに、パイレーツ・オブ・カビリアンのロケ地にいいわね、などと。


観光最終日はまずはハノイ駅から。ここは駅舎の中。


時刻表・・・なの・・かな? 


チケット売り場。ハノイからホー・チミンまで鉄道で32時間かかるんですって! 飛行機だと1時間だそうです。



街の憩いの地・ホアンキム湖の近くで。お正月を祝うお花を飾ってる人たち。うまく写真が撮れなかったのだけど、大変効率のよいシステムで感心しました。


湖の中心にある建物。ここで結婚式の前撮りしてるカップルを多数見ました。日本以外の国は「ぼくたちっ、ラブラブでーす! 幸せでーす!!!」って大声で言える文化があっていいわねぇー。


はふん、かわいい小鳥!!


軒先で小型犬を飼ってるお家が多いのだけど、猫ちゃんをつないでいるお家も。この子は、飼い主さんのバイクのシートでガリガリ爪とぎを初めて「こらぁっ!」と怒られてました。かわいい・・・かわいいよう!!


野菜を運ぶ女性。女性たちがよく働いている街です。


市場の中。ここも密度が濃い。


見たことのない食べ物。


れーなさん家のむぎちゃんがいるなー。


東河門。町ごとの城壁の名残なそうな。




旧市街に入ると、またもやお正月準備で大賑わい。


足を伸ばしてハノイのオペラ座前を経由して、革命博物館まで(写真はオペラ座)。


革命博物館の廊下で、小鳥の世話をする紳士。


外から見たら3つもの鳥かごが。


白色の建物がぐるりと囲む、フランス植民地時代の建物を利用した革命博物館。軽やかで明るい外観とは裏腹に、展示物は重苦しい内容です。実際に使われていたギロチン台なんぞをうっかりハノイで目にするとは! 
まー日本もこういうことやってきたのよねぇー、フランスと中国とアメリカばっかりじゃないのよねー。
ベ平連(なのかしら)からの革命応援グッズなんかも展示してあるわ―、いやー、なんというかピュアな応援旗だわー。
アメリカ人と思しき夫妻が、現地ガイド人から説明を受けている。ベトナム戦争は、彼らがティーンエージャーだった頃の話なのかしら。ちゃんと聞いてて偉いな。見学客はほとんど欧米人のみ。うーん、そんなものかー。

これとは別に「ベトナムの女性って強いんですよー!!」という歴史を紹介する女性博物館というものがあるのですが、こちらは休館日でして、残念。また次回に。

ちなみにこの博物館では、福岡からのクールジャパン展などもやってました。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140120/fkk14012002210000-n1.htm


ハノイ名物・陶器のモザイク壁画。ギネスに載ってるそうです。


ホテルに戻って、チェックアウトしたあとも、ラウンジでだらだら白ワイン飲みながら旅の思い出を反芻する。現地深夜0時発、翌朝6時成田着、4時間ちょっとのフライトです。ていうか、香港のほんのちょっと先なだけなのよね、ハノイって! 知らなかったわ―。


成田に着いたら間違った感じのクールジャパンなお出迎え。アニメっ子が音声でお出迎えしてくれます。膝から力が抜ける瞬間。いろいろな意味で日本に帰ってきたんだな、と。

ハノイは空気の悪さを除けば、大変面白いよい街でした。コンビニやスーパーみたいにパッと買い物ができるお店が少なく、また、わかりやすいフードコートなども見かけず、その点では難易度がとても高かったのですが、不便ではなかったです。どの店でも(ちょっぴり法外な値段の船内レストランでも)、パリっとした白いテーブルクロスが敷いてあって、気の利いたおいしい白ワインがちょうどよい温度に冷えてて、うふふ、幸せ―。地元ビールもほどよくコクがあるタイプで好み。近藤紘一さんのいう「ベトナムそば」ことフォーも、どのお店でもおいしかったけど、初日の夜、水上人形劇場の近くで食べたフォーと、最終日くったくたの体で食べたちょっとだけ濃い味付けのフォーが記憶に残るフォーでした。チワワ飼ってる軒先のテーブルで、ワンちゃんの肉を切り分けているマダムを見かけたりもしましたが、そうはいっても、花と小さな生き物を愛する土地です。これで埃っぽくなければ、空気がもうちょっと綺麗なら、青空を一回くらい見られれば、言うことなしです。

今度はもうちょっと近代ベトナム史を勉強して、ディエンビエンフーくらいまで足を運んでみたい(難易度が高い・・・)し、感動の薄れないうちにホー・チミンにも行ってみたい。そして気の利いた現地ガイドから「フランス人はバカだからすぐ罠にかかるんですよねー」などというセリフを引き出してみたい!

でもハノイ、環境対策を真剣にやらないと、あんたら死ぬでぇ!!!

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