買い物をせむとメイフェアピカデリー-ロンドン日記 その10


女王の在位60年を寿ぐロンドン最大の商店街。

ユニクロもあるでよ。
「ほほほ、うずらちゃん、なにかでっかい買い物してきたのー?」と句会でマダムたちに聞かれたりしてますが、行きの成田でシャネルの口紅一本、帰りのヒースローで必要に迫られてメガネ入れとビーチサンダルを買ったくらいでなんもなんも、なにも買わなかったわー。
あちらの消費税は現在20%、イギリス代表かわいこちゃん働き者バッグのマルベリーちゃんなどで価格を調査してみましたが、ほんのちょっと円安に触れると(それは1ドル90円が100円になるとか、いや、一割以上アップってでかいんだけど)、銀座三越の売り場で見るのとほとんど価格が変わらない。人によっては百貨店優待カードなんか持ってると5~10%引きになるし、値段を追求することだけ考えれば楽天などでまともなショップを見つければ7掛けくらいで買えちゃうし、「ここでしか買えない!」ものがそうそう多くあるわけでもない。免税措置があっても、手間暇考えるとどうなんだろうかのぅ。もちろん円高だったらもうちょっと積極的に考えるのかもしれないけど、『いや、それ、日本で買えるじゃん』、と。あぁ、つまんない、グローバルスタンダードってつまんない(←違う)! 

鞄は日本でも買えるから、では洋服はと思い、ちょこっとトライ。肩から胸にかけて比較的厚みがあるほうだと思っていたけど、あちらの洋服を羽織ってみると、あれれ、ちょっと形が違うかな、という感じ。店員さんも「あら、ごめんね、ちょっと大きかったねー。でもそれしかサイズないから、無理して買うこと無いよ」と正直に言ってくれる。そういう正直さは日本の店員さんも見習ってほしい。

ユーロスターの駅で、背の高い金髪のお嬢さんが、ずっかずっかとサンダル履きで紫のワンピース一枚で、荷物でパンパンに詰まり真四角になったグッチのストンを肩にかけながらも身軽そうに歩いているのを見て、『ぐはー、グッチってかっこいいんだー』と口ぽかんと開けたりした。あれはグッチがかっこいいんじゃない、彼女が格好いいんだ、と頭で納得はしたのだが、持つ人がもつと格好いいものじゃのぅ、と。

ロンドンでは働く女子はマルベリー持ちが多かったです。地元ブランドが人気なのはよいことですじゃのぅ。あとはプラダかなー。でも全体的に、質素だったと把握してよいのではないかという印象でした。

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