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プロ野球2018 キモノの国のエクソダス

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青年の運動靴や達谷忌/映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」(原題 택시운전사/英題 A Taxi Driver)

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A Taxi Driver [Blu-ray]

1980年に起きた光州事件の背景で、実際に起きていたタクシードライバーとドイツ人記者の物語。日本へ派遣されていたドイツ人記者が韓国に渡航し、光州事件の真実を追うことに。その危険な取材を危険なものとも知らずに同行したタクシードライバーを「グエムル」「殺人の追憶」のソン・ガンホが、ドイツ人記者を「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマンが演じています。


 

楽しげな夕食の食事シーンなのに、これって死亡フラグですやん・・・な描写が続く全羅道の民家でのシーンとか、「よそ者にケチをつける嫌な人間として登場したくせに、一番情に厚かったのは、ゴン、お前だったのか」なクライマックスのアレの場面とか、もう。最後半の脚色(脚色だと思うんだけど)はともかく、実話なんだよな、これが40年前の話なんだよな、と思ってみると胸がつまる。
韓国映画の巧みな脚本術がこれでもかこれでもかと波状攻撃のように押し寄せてくる。これは「ブラザーフッド」であり「トンマッコルへようこそ」であり「グエムル」であり「新感染」であり「親切なクムジャさん」であり「サニー」でもある。実話なのに、韓国映画脚本濃縮還元200%、濃い。





 

さて、しかし。邦題の「約束は海を越えて」は必要だったのか。そこまでわかりやすい副題をつけないと映画として流通しなくなっているのか、そこまで観客を子供扱いしないと集客できないのか、みんな町山さんと宇多丸さんに頼りすぎなのではないかと、じっと考えたりもしました。

しかし、ソン・ガンホはいいぞ。スノーピアサーはですねぇー、キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスとソン・ガンホと貴族系美人ティルダ・スウィントンとシェイプオブウォーターの掃除婦仲間のオクタヴィア・スペンサーが出てるのー。これもグエムルやタクシードライバーと同じく、だめなパパと強い娘の物語よ、オスのスメ!

 

スノーピアサー(字幕版)

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