夏の恋未来世紀のLAで/映画「ブレードランナー2049(原題 Blade Runner 2049)」

ブレードランナー 2049 (字幕版)

まぁそれはさておきヤング・ハリソン・フォードの姿を見てくださいよ!なんですか、この想像以上のイケのメンっぷりは!!!

 

あーこれ、1985年のブレードランナーをきちんと見てから見たほうがよい映画だったー、わー惜しいことしたーダンダンダン(地面を叩く音)と悶えながら見終わった。

わたくしは、わたくしとしましては、「ブルーバレンタイン」で「こんな貧乏くさい生活から早く抜け出して、ライアン!」と声をかけ続けたあのライアン・ゴズリングが、「幸せの行方…」で「金持ちだからっていい気になってんじゃないわよ、ライアン!」と啖呵を切ったあのライアン・ゴズリングが、「ドライヴ」で「凄腕ドライバーのくせになんなのよ、そのちゃちな背中のサソリの刺繍、なんで日本にオーダーしなかったのよ」とツッコミを入れたあのライアン・ゴズリングが、この映画の衣鉢を継ぐ者として選ばれんたんだなーという感慨でいっぱいでいっぱいで。

 

物語は、未来の最下層民の暮らしってこんなんなんだと思い描ける限りの湿っぽい感じで、でもこれが未来のプロトタイプになっちゃうだろうから、あぁまぁこういう感じになってくんだろうなーってのがひしひしと感じられてしまいました。そして将来、この湿っぽい薄暗い未来で食料供給を担うのがセブン&アイホールディングスとかイオングループとかサントリーのストロングゼロなんだよなー、と思ったり、ていうかそれって現代じゃん、と思い至ったり。いずれにしろ、明るくはないわよね、未来というやつは。

 

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