三行でまとめるサピエンス全史上巻
刺繍しながら上巻を聞き終えました。要約しますと!
・サピエンスは進んで麦の奴隷になり
・貨幣という共通の宗教(共同幻想)を掲げ
・帝国を築きその中で暮らしてきた。
現場からは以上です! 続けて下巻に移ります!
「ネアンデルタール人でさえ姿を消したのだ、サピエンスがあと三千年も生き続ける保証がどこにあるのだろうか」みたいなこともいってました。ですよねー。
こちらは最近のハラリ先生のコロナについてのコラムです。ベジタリアンだとは聞いておりますが、人類は、シュッとしたの知の巨人を拝む時代にまみえているのですね。これが未来か。
リンク先のお写真は2015年9月にアップロードされたもののようです。サピエンス全史を書いていた頃の写真ですかね。才気~!
ヴィンランド・サガの食卓
四月は刺繍しながら幸村誠の北欧ヴァイキングの漫画「ヴィンランド・サガ」のアニメ作品を通して見た。連載が始まったのが2005年で、アニメが描いたのは2005~2008年に連載されたころの内容。そんな私がウカちゃんと一緒に暮らす前の物語なんてまったく覚えておらず、アニメ第一期が終わったところで「このあとどうなるんだっけ?」と続きの巻を本棚に探し、「あれ、そもそもなんで主人公はこんな目に遭ってるの?」と今一度一巻から読み返すなどして全巻改めて読み直してみた。
デーン人のイングランド侵攻の場面で雪深い貧しい村が出てきます。「イングランドってそういう土地なのー?」と訝しく思ったけど、のちにNHK BS の「グレートレース「風の大地で悪魔がささやく 極寒イギリス不眠不休の420km」を見て、「あぁイギリスにもああいう土地があるんだ」と寒そうな映像にガタガタ震えながら納得した次第。
あの村人たちが食べていたのはなんだったのだろう。人類が奴隷になることを決めた麦を主食としたなにか? 芋はまだ欧州に渡っていない(サピエンス全史にも書いてあった)。あの時代、平均寿命が短かったのは新生児の死亡率が高かったからで、長生きした人はそこそこ長生き出来た。あんな「麦主体の貧相な食卓」でサピエンスはよく生き長らえることができたものだと感心する。
人類はなにを食べて生きてここまできたのでしょう。そしてこの見えない敵とどうやって折り合いをつけていくのでしょう。そういう時代に生まれたからにはしっかりと見届けていかないといけませんね。