わたしは、ハロルド・ルンデ/映画「ハロルドが笑う その日まで(原題 Her er Harold)」

ハロルドが笑う その日まで

作品概要はeiga.comから。
2014年製作/88分/ノルウェー・スウェーデン
IKEA創業者の誘拐を決意した小さな家具店主が巻き起こす珍道中を描いた、ノルウェー製ヒューマンドラマ。(中略)主人公ハロルド役を演じるのは、ノルウェーを代表するベテラン俳優ビョルン・スンクェスト。

この・・ゆ・・ゆるふわ邦題め。
ちなみにこちらがドイツ語版ジャケットです。
Kill Billy (Dvd)

ベルゲンの北東の街オソネで家具屋を営む主人公ハロルド。国道の反対側にIKEAが開業してから売上はガタ落ち、誰も見向きもしなくなり、自慢の家具屋と仕事をすべて奪われてしまった主人公。街の名士から笑いものに成り果ててしまった彼は、こうなったらイングヴァル・カンプラードを誘拐するしかないと、隣国スウェーデンのIKEA一号店のあるエルムフルトを目指し、オンボロのSAABで雪の中旅立ったのであった・・・! 

・・・という北欧おじさんロードムービー。移動ルートは多分こんな感じ。

ひょんなことから旅の道連れとなる少女エヴァが「冗談が通じない人ね」と特に楽しくもなさそうな顔で言い放つシーンがあるのですが、まぁそういう「冗談が通じない」不思議な映画です。北欧映画のこの不思議さは一体なんなのだ。ケン・ローチ監督が作るような弱者に光を当てた映画とみることもできるし、西北欧独特のノリのコメディ映画とも見えるしなんなのだー!! 「わ、笑っていいのかな? ここ」という場面多数の面白映画でした。Amazon Prime Videoで。

 

世界の大起業家から学ぶ (3) イケア イングヴァル・カンプラード

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