映画と本

ヒグマ更新
楽天田中の初勝利の報道を見て、ちょっと涙が出ちゃったよ。
ドラマ「バンビ~ノ!」の初回を見ました。
■テレビドラマの配役って結構贅沢なんじゃねぇ。
■北村一輝さん・・こっぱずかしい・・・・好きなのに・・・・。
■伴君がなにかするたびに、厨房中の人間がちらっちらっと目をやるシーンがありましたが、このシーン、ちょっとくどいです。
■架空の番地・六本木八丁目にあるというイタリアン・レストランのディナータイムの照明はもっと暗いんじゃないかしら?
■佐藤隆太が意外といい。女優さんたちがかわいくていいですなー。吹石一恵が素朴っぽさ全開でいいですなー。
しかし、全般おおむね満足しました。ドラマ感がわかってよござんした。
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション引き続き腹みせウカ様を膝に乗せて、映画『ホテル・ルワンダ』を見る。
寝る前に町田康の随筆集「正直じゃいけん」を。2001年の秋に日本経済新聞<プロムナード>で連載されていた「随筆ひとり漫才」などを収録してまして、こんな面白い文章を日経に載せていたのかと笑いながら読む。あのお先真っ暗感が薄く漂う時代に書いたものだから、半ば時代を振り返りつつ読む。まことまっとうな市民の文章でして、ちょっとオススメ。
正直じゃいけん【えぇ感じの餅弁衛】
このところ周囲に、モチベーション、という言葉を使う人が増えたような気がする。そこはマチダさんのモチベーションがあってのことですから」「この仕事に対するモチベーション云々」なんて。
言ってる感じは、頻繁に飛行機で国内外を移動、常時四角な鞄を抱えていて、携帯端末でメールを読み書きし、データを補足し、しょっちゅうかかってくる貧乏電話ではガイジンと英語で商談をして、そうして手に入れたストックオプションを売却した利益でこないだ都心に三百平方メートルのマンションを買ったような人が話すような感じで言っている。
やめんか、ぼけ、しゃらくさい。都内を地下鉄で移動、ずだ袋を抱えてスポーツ新聞を精読、電話では日本語で喧嘩口論もしくは弁解言い逃れをし、十六平方メートルのマンションで風変わりなハーブを育てているくせによ。

終始こんな感じで、くすくす笑いながら痛快に読みまして、笑うたびに私の首の上をまたがって寝ているウカさんがびくっとカラダを震わせたり。読むのが楽しい本って偉大だわ。
映画を見ている間、膝の上で気持ちよさそうに寝ているウカさんの爪をぱちんぱちんと切らせていただきました。この前起きてるときにパチンとやったら、その後2時間弱猛烈に抗議をくらい、頭にとびかかるわ、ふくらはぎをがぶりとやるわ、えらい目にあいましたが、寝ている間は大丈夫。週一回この時間を持つようにいたしましょう。
今朝、目を覚ましたら、枕元によれよれフリスビーやらネズミやらがいくつか置いてありまして、あぁ、私に餌をくれたのね、ありがとね、ウカさん。

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