いいお嫁さんに出会えてよかったね

ヒグマ更新。あれはワインのコルクだよね?
毛並がよくなってきたみたいで叔母さん安心よ。
おらんくの池
山本一力さんが文藝春秋で連載していたエッセイをまとめた「おらんくの池」。「おらんくの池」とは高知の言葉で、「おれっちの池は太平洋じゃけんのう(広島弁?)」という意味でつかう言葉のようです。すみません、高知の方いらしたらご指摘ください。
深川での暮らしぶり、ご家族との毎日が楽しく綴られていて、山本さん、過去にはいろいろあったみたいですが、本当にいいお嫁さんに出会えてよかったですね、ぐっすぐっす。
峠越え
大江戸ツアーコンダクター事情を描いた『峠越え』。元女衒の新三郎が駿河の久能山東照宮まで連れていくことになったのは、江戸をとりしきるてきやの大親分たち総勢4人+女衒の元締め。彼らが暇になるのは2月ってぇことで雨水の出発に日取りを決めたはいいのだが、寒いわ雨は降るわ年は取ってるわ、しかも彼らは江戸の裏稼業を一手にとりしきる大御所たち、気遣いは半端無いわ、アクシデントはいろいろ起きるわでさぁ大変! 当時の旅の事情もよくわかります。お金のことをごまかさずにきちんと書いてあるから、いろいろリアルに想像できて楽しいですよ。山本さん、旅行代理店にお勤めでいらしたから(ワシントンハイツの風で詳しく語られています)、ここらへんの話をいつかは一度書きたかったんでしょうね。
此処 彼処 (ここ かしこ)
川上弘美さんが場所について語ったエッセイ集『此処 彼処 (ここ かしこ)』。この人ってさー、「まぁ、間違った恋愛経験もありますが、なにか?」と正直に話してくれるから好き。「間違った恋愛」といっても妻子ある男性と泥沼にはまって、とかいうんじゃなくてもっと卑近な(卑近?)、ウカ様なんかはしょっちゅう犯す間違いなんだけど。
臨死!!江古田ちゃん 2 (2)
瀧波ユカリさんの『臨死!!江古田ちゃん』、2巻になると猛烈に絵がうまくなってる。すごいなー。江古田ちゃんが実在したらかなり美人でスタイルがいいと思います。江古田ちゃんのお姉さんって、私の頭の中ではオセロの白い方に変換されてしまいます。もうひとつの「はちみつとクローバー」といっても過言ではありません。とても面白い漫画なのですが、白ゴマの話は冷麺が食べられなくなったので記憶から削除したいです。

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