今年最後の綿麻となるか

スガ、今週は東京におりますの。でも昨日は外回りでお仕事でしたの。
最近『サルでも描ける漫画教室 21世紀愛蔵版』を熟読し、『萌え』産業の勃興について深く感じ入ったあたくし、昨日の午前中の仕事先での会話。
「あたしも萌えで一山あてたいよぅ」
「スガヤン、鬼平半科帳とかヤンサンとかには『萌え』の要素がまったくないよ」
サルまん 下 新装版―サルでも描けるまんが教室    BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
サルまん 下 新装版―サルでも描けるまんが教室  BIG SPIRITS COMICS SPECIAL 相原 コージ, 竹熊 健太郎

昨日のきもの。
白に薄紫の太い縞が入った、カーテンのような柄の綿麻きもの。
帯は、たいへん微妙な薄緑色の葡萄の帯。
お手頃プライスの着物も、その生地と仕立てがまっとうで、そこそこの帯をすれば美しく見えるという手本のような組み合わせ。今年最後の綿麻になるかと思い着てみました。みましたが、しかし、暑い。なんだこの湿気は。髪の間から汗がじわりと出てくるようなこの感触は。なんじゃこりゃー。
夏の着物は、素材が楽しくて、この季節にしか着られないこそ、がんばって着るのだけど、6月9月の単衣の季節って微妙。単衣の着物は、もちろん袷でも仕立てることができるものが多いので、「単衣で仕立てると最高ですよ」といわれても、着る期間の短さを考えると躊躇することが多いのではないか。単衣の季節のものを仕立てるのってものすごく贅沢なことだ。しかもどちらも長雨の季節(最近の6月はそうでもないけど)。着ようと思っても雲行き次第では諦めることも多々。単衣の着物で仕立ててあるけど、しつけ糸をとってもない着物が2枚ある。おろすタイミングがなかなか無い。むーん。体育の日あたりまで単衣の着物で過ごしてもいいのかな、まぁ、いいかな、別にお師匠さんにしかられるような習い事してるわけでもないし。しかるとしたら、お世話になってる着物屋さんのマダムくらいだろうし(彼女も勿論怒りゃしないだろうけど)。ルールでがっちがちになることもないんだろうけど、あんまりにもそこからはずれたことはしたくないお年頃なもので。

2 COMMENTS

カヲル

ウカさまには十分に萌え要素がございます。
鬼平のBL本とか鬼平が美形の悪人に
責められる同人誌を考えてみましたが
作画をさいとうたかをレベルで
描かせても売れるかどうか微妙な気が。。

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スガ

ウカさんにはアホ毛がないんですけど、それでも萌えになるでしょうか。ふるまいはアホなときもあるんですけど。

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