大阪万博のキャラクター「いのちの輝き君」こと「コロシテくん」が鮮烈なデビューを果たしたのが2020年8月、え、もう2年前の話!? あの阿鼻叫喚地獄そのもののような絵が手足の付いたキャラクターになったのが今年3月、さらにこのキャラクターの愛称が「ミャクミャク」と決定したのが7月18日。
キャラクターをデザインしたのはデザイナー・絵本作家のやましたこうへいさん。
かわいらしいお仕事されてる方!!
さて、Twitterでミャクミャク様と名前を知ったわたし。名前がついた瞬間、なにかがピコーンと反応した。「ミャクミャク様! ミャクミャク様のおでましよ!」、これは刺繍せずにはいられない、図案を作りはじめたのが7月21日、刺繍が完成したのが22日深夜(23日1時頃)。赤・ミャクミャクブルー・お腹(お腹だよね? ティンティン?)のポコッとした水色の3色の糸を使って完成しました。
図案つくりのためによく観察してみました。
・ボディのブルーはちょっと味のあるいい青色。単純なブルーじゃない。今回はDMC3760を使用しました。
・赤は100円ショップで売っている単純な赤が一番しっくりくる。DMCなら347が近いと思います。
・造形については、なにかが肘の下からどろりと垂れている。
・ついている目はそれぞれが明後日の方向に向いている。明後日感を出すのが難しい。
・底抜けに楽しそうにニカッと開いた口が愛らしい。
・短足のあんよがかわいいんよ。
やはりドット絵にできるくらいな単純な造形というのが素晴らしい、ミライトワはかわいいし、レンジ-もかっこいいけど、ドット絵にしづらい造形なのですよ、わたくし、あんなにレンジ-のことが好きなのに。毎回図案づくりには挫折しています。
しかしこの姿はどういうこと? 討ち取った敵の臓物をくり抜いて、顔と首に丸く巻き付けて勝ち誇っている姿なのかな? 肘からどろりと垂れているなにかはミャクミャク様のミャクミャク様なのかしら? そんなことをにやにや考えながら、ツール・ド・フランス見ながらチクチク刺繍しました、ヴィンゲゴー! ポガチャル! ファンアールト!!!
大阪万博 公式キャラクターについての「キャラクター展開案」もかなり展開しまっていいます。太陽の塔変態などもあるようです、楽しそうだね!
聞けばこの春終了したドバイ万博では、大規模パビリオンカテゴリの展示デザイン部門で日本が金賞を受賞したというではありませんか! 素晴らしい! 万博がちょっと楽しみになってきましたね★