姉の誕生日お祝い旅行に立山に行ってきた。
前日長野入り、姉の車で戸隠牧場近くのお気に入りの蕎麦屋へ。「でゅへへ、三女はいい気持ちになってきました!」と昼間から日本酒を飲ませてもらいました。その後各地の道の駅でちょっとずつシャインマスカットを買ったりして、別の姉の車に乗り換え、大町へ。大町では、北アルプスの雪解け水を貯めて水温をあげるための「上原用水(わっぱらようすい)」を散策。戦後に作られたものですが、美しく静かなところなのでお時間ありましたらみなさなもぜひ。新しくて景気のいい出し惜しみのない広々ホテルに泊まりいろいろ満喫。
翌日のタイムテーブル。
06:15 荷物を車へ
06:30 チェックアウトと精算、ホテルの朝食
07:00 扇沢駐車場の有料スペースを目指す
07:20 到着、空いてた!!
08:00 チケットの予約時間にあわせ、30分ほど列に並び出発
(中略)
16:15 扇沢駐車場
(中略)
21:00 自宅に帰宅
立山黒部アルペンルート
富山からはバスで一本、大町からはいくつかの乗り物を乗り継いで行く。ちなみに当日朝の大町はびしょびしょした雨で霧も深く、「雨女は誰だ選手権」をしながら車を飛ばした。しかし扇沢駅で富山県側のライブカメラを確認すると山頂は晴れている。これはももしやと思いつつ、第一の乗り物に。
関電トンネル電気バス
黒部湖に着いた。晴れてた。次は「晴れ女は誰だ選手権」を開催した。
スマホを落としそうで怖くておっかなびっくりで撮影。高いなー。
この欄干、少し低くない? だいじょうぶ? 怖いよ?
黒部湖の地下トンネルに。黒部ケーブルカーで黒部平まで。
黒部ケーブルカーは運行時間が決まっていて臨時便もでず、帰り道ではここで難渋した。
黒部平から大観峰までロープウエイで。かわいいロープウエイが見えてる?
振り向くと黒部ダムを覆うかのようにして後立山連峰が。
大観峰から室堂までは立山トンネルトロリーバス。「トローリー!」「オー」のトロリーバスです。今年の11月でトロリーバスの運行は終了の予定です。
到着。扇沢から室堂まで90分くらい。あの雲の下が富山市です。
みくりが池温泉に入り、人生で一番標高の高い温泉を満喫する。素晴らし眺めの素晴らし湯で、わたしたちはその日一日中硫黄くさかったです。
温泉を出て散策をし、下山開始は正午くらい。帰りに黒部ダム遊覧船に乗船。
これも今年で営業終了。
扇沢に到着。どんよりと曇り。山頂は晴れていたのに!
さようならアルピコバス、またいつか!
大変な犠牲をもってして作られた黒部ダム、そしてその黒部ダムを作るついでに大町から立山まで複数の乗り物を乗り継いで行く観光ルートを作ってしまえという大胆なアイデアと実現させてしまった昭和30年代。エネルギーが有り余っていた時代だったということでしょうか。
黒部平と大観峰を結ぶロープウエイは支柱レスで、ほんとうにロープだけでつながっているロープウエイ。乗車前に注意書きを見ていたら「安全運行のため、一日一回、スタッフが必ず、ゴンドラの上に乗って安全点検をしています」とか「なにかあったときには、ミニゴンドラが助けにかけつけ、空中でミニゴンドラに移動してもらいます、大丈夫! 安心して乗ってね!!」などと書いてある。ミニゴンドラ、乗りたくねぇーーー。
でも今回一番怖かったのは黒部ダムの堤体ですね。堤高186m、40階建てのビルに相当。渋谷のセルリアンタワーの屋上を歩いているようなものですよ、怖いよ、ずっと足の裏むずむずしたよ!!
ともあれ楽しい秋の姉妹旅でした。うふふ、トローリー! オー!