赤毛のアン/宿屋めぐり/苦役列車

この前「こんなものを買う人は貯金できない人じゃない?」な話、あれって、「あの商品を持ってるからお金が貯まらない」って話じゃなくて、「ああいう商品にうっかり反応しちゃう人って、各方面でそういうことやってませんかーどうですかー?」って話だと思うのよー。
赤毛のアン、読了。ほんとに、すっかり、マリラの側になって読んでしまいました。マシュウの気持ちもよくわかるぜよ、わかるぜよ。どの季節も美しく描かれているプリンスエドワード島、こりゃー一度は行ってみたくなりますね。
アンとギルバードの輝く日々を描いた「アンの青春」もすでに準備してあるのだけど、ここで町田康の「宿屋めぐり」に浮気。浮気という軽さで読めなさそうな話だけど、これに取り組めるのが楽しみよ。これが終わったら森山未來の「苦役列車」を見に行くのさ!
「苦役列車って蟹工船みたいな怖い話なんでしょう?」と友達がいうのですが、全然怖くない! バブル時代、ちょっといろいろが空回りした、友達つきあいもちょっとなんだなぁという貧乏な男の子の汗臭くて空回りした青春の物語だよ! 相原コージのコージ苑をリアルタイムに読んで、なんとなく笑えなかったささくれを持つ人にとっては、笑えない話かもしれないけどね! ニャッハー!

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