21世紀のミッキー・ローク

米ゴールデングローブ賞、M・ロークが主演男優賞
[ビバリーヒルズ 11日 ロイター] アカデミー賞の前哨戦とされる、第66回ゴールデングローブ賞が11日、当地で開催された。同賞はハリウッド外国人記者教会が主催。
映画「ナイン・ハーフ」や「エンゼル・ハート」などで知られる米俳優ミッキー・ロークが出演した「The Wrestler(原題)」で主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した。主演男優賞には、レオナルド・ディカプリオやフランク・ランジェラ、ショーン・ペン。ブラッド・ピットが候補に上がっていた。

町山さんも絶賛してましたよね、この映画。思えばミッキー・ロークといえば、1980年代後半の女子供(の下半身)をメロメロにした俳優でございましたが、90年代以降キャリアは見事な下降線を描き、落ちぶれて、太り、整形に失敗し、ネコパンチレスラーになり、耳に入るニュースはかつてのファンには耐えられないほどの痛々しいものばかり。あぁ、ミッキー・ロークよどこに行く・・・と思ったら、この映画で完全復活を遂げたようです。
町山さんブログから。
ミッキー・ロークのインタビューより
「91年から94年までボクシングをやって、94年に映画界に復帰しようとした時、どこにも仕事はなかった。
 オレは破産して家を失った。女房も逃げていった。俳優としての信用も失った。ちやほやしていた取り巻き連中も消えていった。オレは魂を失った。オレはひとりぼっちになった……。
 今はなんとか慣れたが、最初は大変だった。夕飯を買いにスーパーに行って買い物カートを押した。誰にも見られたくないから、ゲイタウンにある24時間営業の店に真夜中に行ったんだ。
 オレは金がなかった。日々の稼ぎは週三回のカウンセリングの金に消えていった」

この魂の叫び・・・。この映画は見たいなぁ。
  
最初に見たミッキーローク主演作品はランブルフィッシュでした。見てないけどタイトルだけ覚えている『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』。この映画見て、貯金はたいてハーレー買った人が知り合いにいます。最近だと『シン・シティ』が印象的でした。

2 COMMENTS

カヲル

当時、
ハーレーダビッドソン&ボロボロマン
と言ってたものじゃよ。。
まぁ味のある俳優って生き残れば
意外と復活するもんだよね。。
一番はトラボルタかな。

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スガ

トラボルタもよかったねー。でも「団塊ボーイズ」って邦題は、さすがにいかがなものかと思ったわよ!

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