人生で何度か見たことあるのだろうけど、きちんと見たことなかったなと思い、刺繍しながら吹き替え版で見てみた(またきちんとみてない!)。
暴力第一主義の鉄砲玉(?)のルカが殺されたあたりで、「あれ、もしかして、ジョジョの奇妙な冒険 第5部 イタリアマフィア編って、ゴッドファーザーへのオマージュだったのか?」と気がついた。ああああーー、そういうことだったのか、涙目のルカー、エウレカー!!
名実ともにコルレオーネ一家のボスとなったマイケル・コルレオーネの手に口づけをするラストシーン、漫画のラストシーンでもボスとなった主人公ジョルノ・ジョバァーナを囲んだ人々が跪いて手に口づけをする。映画では暗く閉ざされたドアの向こうにマイケルの人生が滑り落ちていくようにして終わるけど、漫画は違う。上の華やかな絵柄からもおわかりいただけるように、明るい未来を感じさせるものになっていました。
ジョジョの第5部が連載されていたのは1995年から1997年、ゴッドファーザーが公開されたのは50年も前のことだけど、私のなかでやっと繋がったよ。みなさん、すでに、とっくの昔にご存知だったことだと思うのですが、荒木先生のオマージュが理解できたのは楽しいことでした。まぁほんとう、みなさんすでに、なんなら連載時期には理解されていたことだったのでしょうけれども。