新しい地平を開く喜び 「ちはやふる」



小倉百人一首の競技かるたを通して、主人公や仲間の成長を描く少女マンガ「ちはやふる」。一巻発売は2008年5月、興味はあったけれど手は出さず、それから1年と数ヶ月寝かし、先日第六巻が発売されたのを機に、1巻から6巻までイッキ読み。
 なんじゃこのマンガはぁ!!!
と、一巻で二回くらい叫び、パジャマの袖で涙をぬぐう。マンガで取り上げられることの少ない「競技かるた」の面白さや奥深さの地平を、様々なキャラクターを通して作家さんがぐいぐいと広げていくあたりは圧巻。1年と半年待ってよかった、この物語をイッキ読みできる幸せといったら! IITTALA
多くの人がよく知らぬマンガ界の処女地を切り開いてくことができた作家さんって幸せだよなぁ、曽田正人の「シャカリキ」とか。
「シャカリキ」読んで自転車始めたっていいじゃない、「」読んで山のぼりとかトレッキング始めたっていいじゃない! マンガにはそれだけの力があるっていうことだよ! うむ! 
ところで、22日の話。
連休中二日間にわたって執り行われたINEKARIがもたらした軽い筋肉痛に対し、迎え酒療法で対処しようと、高尾山自然研究6号路を目指した私、そこで目にしたのは、
 ぎええええええー
とうなりたくなる人の渋滞。ひえええー恐るべしアンキンターン!!!
山頂に着いたら着いたで、
 ぎゃあああああー
と叫びたくなる芋洗い状態。高尾山登ってすぐおりて午後には仕事しようと思っていたのに、山を降りる道も人込みがひどく、ついカッとなって反対方向を目指し、相模湖まで歩いちゃった☆ 
歴女みたいに、山のぼる女子は「ヤマージョ」とかいうようになるのかぁ。
ヤマージョ、悪くないんだけどなー。どうかなー。

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