ビデオカメラ初撮影/グッバイ、レーニン!


Victor/ビクター GZ-HD300-S
ヒルズで初撮影してきた。ナガも初撮影の被写体に。
あんなアホみたいな何の役に立たない会話も、きっちり録音するなんて、ビデオカメラってすごい!! すごいすごい! ハフハフ興奮しながら、けやき坂のイルミネーションを撮影してきましたとさ☆

LADY GAGA たんがまた変な衣装を開発した!!
この人もショービズで食ってこうとしてるんかのぅ、マドンナみたいに。ミュージックビデオで世界中のハートをわしづかみ→世界ツアーという戦略?
GAGAたんのお父様はITで成功された実業家だそうですよ、まっ!
ひかりテレビでルパンか映画かMTVを見る毎日よー。

グッバイ、レーニン!
ベルリンの壁崩壊から20年が経った今、たまたま見ることができた2003年公開のドイツ映画。「東だって・・・そんなに悪くなかったんじゃないの?」というオスタルジー(ドイツ語で東を意味する「オスト」と「郷愁」をひっかけたもの)を描いた映画。あらすじはこちら。
1989年…ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツ。青年アレックスは、10年前に父が西側へ亡命したため母と暮らしていた。母は反動から社会主義体制のこの国に強い愛国心を持っていた。しかしアレックスは密かに反体制デモへ参加し、警察と衝突。それを偶然目撃した母はショックで心臓発作を起こし昏睡状態に…。そしてドイツ統一の数ヵ月後、奇跡的に見覚めた母へ致命的なショックを与えないよう、彼は東の体制が続いているフリをする。
ベルリンの壁が崩壊してしばらくした後、コカコーラのトラックが3台、街を通過していくシーンがあります。資本主義を否定していた国家が、あっさりと消費国家へ姿を変えた瞬間を見事に描いた場面です。
私は、この年、1989年の出来事で一番よく覚えているのは、天安門事件が起きた夜のこと。私はその夜「イカすバンド天国」を見ていて、ニュース速報で天安門事件のことを知りました。テレビでは、本当に平和な音楽の娯楽番組が放送されているのに、その瞬間、まったく同じ時間に、中国で起きていることがいったいなになのか、さっぱりわからりませんでした。隣の国なのに、同じ年代の人たちがなにを求めているのか、なにを求めて行動しているのか、さっぱりわからりませんでした。自分の部屋に戻れば、友達から借りた相原コージの「コージ苑」か、自分で買った吉田戦車の「戦え!軍人くん」を苦笑いしながら読む時間が待っているだけの私です。なにがおきているの? なにがいったい彼らを動かしたの? そしてこの事件が、世界においてどんな意味を持つの?、と思ったものです。
そんな初夏の夜からあれよあれよといっている間に、今度はベルリンの壁が崩壊ですよ。時代の回天ともいえる一年に居合わせていたのに、うーん、あの年、いったい私は何をしていたんでしょうか? 
ただひとついえることは、あれからの20年があっという間に経ってしまったということ。35歳越えてからなんて転がる石のようですよ! うかうかしてたらあっさりと老後を迎えてしまうから、一日一日大切に生きないと。
・・・・あ、いや、そういう映画じゃなくてですね、主人公の青年の涙ぐましい努力が面白い。十年一日のように暮らしてきた「東側」がどんどん西側になっていく姿が切ない。消費するのももう飽きた、強欲な金融資本主義に引っ掻き回されるのはもううんざりだ、という現代から見ると、「バーガーキングへようこそ」というセリフが本当に耳に痛い。
天安門事件とベルリンの壁崩壊から20年経った今だからこそ、見るべき映画じゃないかなー。あの出来事が歴史でどんな意味を持っているのか、なんとなく理解できる年齢になったと思うし。
しかしこのペースで10年20年が経過しちゃうと、ほんとーにばあさんになっちまうの早くやってきそうだなー。むーん。

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