三十年前の映画も地井武男 映画「聖職の碑」/三菱とフランスの蜜月 映画「TAXI2」


聖職の碑 / 鶴田浩二
映画「聖職の碑」、上伊那郡箕輪町立箕輪中学校の山岳遭難の実話をもとに新田次郎が小説にし、その映画作品が「聖職の碑」。大正時代の長野県内での教育事情を下敷きに、鶴田浩二が校長先生、岩下志麻がその妻(凄艶!)、三浦友和が若く熱気溢れる先生、地井武男も教師役で。
この映画は、私が小学生の頃、巡回映画で体育館で見たことがあります。ろっこんしょうじょう・おやまはせいぜい、でございます。
こんな重い実話をベースにした映画を、しかも、時代は違うとはいえ、大正時代の割とご近所の中学校の話を、小学校2年生で見せられたときの気持ちといったら! 小学校高学年の姉は、「鶴田浩二のメイクがひどかったけど、笑いを噛み締めてた」といいやがるのです。まぁ、姉さんったら、随分なもののいいよう!! 
そんで今、充分な大人になった今見たら、やっぱり鶴田浩二のメイクはひどい、だけど、実話だと思うと切なくもなる。「有賀(あるが)」「赤羽(あかばね)」、あの辺の苗字ばかりというのも切なくなる。音楽がちょっといいのよね、大人向けで。

晩御飯食べながら、ひかりビデオで2000年公開の「TAXI2」。三菱車とプジョーの一騎打ちでございます。そう、まるで今日のニュース、『プジョーが三菱へ提携交渉』というあのニュースを予感させるような・・・。
「ニンジャー!」
しかし、きょうびのちびっこたちは巡回映画でなにを見ているのかしら?
ディズニーとか? えぇー甘っちょろいなぁ、それって。

4 COMMENTS

カヲル

巡回映画って結構ヘヴィーなものが多かったですね。
当然、私は楽しみにしてたのですが、
タイトルを覚えてないけど
陸上部の女子が骨肉腫で足を切断する話は、後を引きましたね。。

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Sっちゃん

東映動画のアニメーション。
それもオンエアから何年かたったもの。
重たい内容のものってあったのかな?
私の記憶にないだけかもしれん……。

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かちゃにゃ

わたし40超えてますが見た覚えがあるのは
「サイボーグ009」2本立て<マフラーが赤いやつ
「長靴をはいた猫」の2種類です。
まあ、1学年200人超を静かにさせとくには漫画映画で、ってことだったのかも。

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